「母が今日、亡くなったんです」予約していた整体からかかってきた電話のひと言にがくぜん
母が亡くなった夕方。心の整理もつかないままバタバタしていた私の元に、整体からの電話がかかってきました。そのひと言に、私は深く失望しました。 ★関連記事: …
ウーマンカレンダー woman calendar
子どもがいれば、避けて通れないのが母親同士の付き合いです。たとえ、子ども同士は仲が良くても母親同士は気が合わないことだってあります。逆に、子ども同士が疎遠になっても母親同士は仲良く付き合いが続くこともあるかもしれません。これは長男と次男を持つ、隠れ人見知りの母親である私が気付いたママ友付き合いのあり方についての体験談です。
★関連記事:ママ友付き合いのストレスで「おなら」が止まらない!? ストレスを感じるとおならが出そうに【体験談】
長男が生後3カ月からフルタイムで仕事復帰した私。3歳までは家で母親と妹、義両親に交代で見てもらっていました。体が弱く、アレルギー体質で泣き虫だった長男には最初から保育園は難しいと判断したからです。
ただ、いろいろな人に預けられたからなのか、もともとの素質なのか、天才的な人懐っこさと明るい性格でどこにいってもかわいがられ、友だちを作ってくる子どもでした。おおざっぱでいいかげんな私と違って、しつけに厳しい夫の影響で、どこの家に遊びに行ってもきちんとできる子だったようで、親戚の間でもアイドルと化していました。
その後保育園に入園し、お友だちもたくさんできました。子ども同士が仲良くなると、母親同士も仲良くなるのかなあ、と漠然と考えていた当時の私。現実はまったく違いました。保育園の送りは私、迎えは夫という形で、基本的に共働き。当然出勤前でバタバタしていて、会っても母親同士はあいさつを交わす程度なのです。友だちになんてなれるわけもなく、長男、次男を併せて6年通った保育園でできたママ友はほぼいませんでした。
お母さん同士で集まって話をしているのを多少寂しく聞いてみたり、次男のときは親子遠足で親子ともども友だちがあまりおらず、微妙な時間を過ごしたりしたこともありました。
ただ、ママ友がいないということは、マンガやネットで見るような母親同士のトラブルもないということ。ならばそうしたいざこざがない良い面もあるのだから、ママ友がいなくてもそれはそれでいいかなと考えるようになりました。
小学校に上がり、長男はますます友だちと遊ぶのが好きになりました。そんな中、長男が転校してきたばかりの子の家に入り浸っていることが判明しました。話を聞けば、4、5人の友だちで毎日遊びに行っているとのことでした。
申し訳なく思い、慌てて菓子折り代わりにドーナツを大量に持っておわびに行くことに。ところが「転校してきて間もないので、遊びに来てくれるほうが逆にうれしい」と言ってくれてほっとしたのを覚えています。
何回か私もおじゃましているうちに話す機会が増えました。その家にいつも来ている子のうち、2人のお母さんとも送り迎えやお菓子を持って行き来しているうちに仲良くなりました。転校してきた子は、その後また転校してしまいましたが、今でも親子での付き合いが続いています。
長男と仲良しだったという点はもちろんありますが、お互い考え方や環境が似ていたのでしょう。4人とも全員が男兄弟、必要以上に踏み込まない考えの親子の集まりだったのだと思います。男兄弟ばかりということは、きっとみんな巣立ってしまうから、みんなで年を取っても仲良くしていこうと話しています。
加えて下の子同士も年が近くて、みんなで遊びやすかったこともありました。ママ友を作ろうと頑張ったり、輪の中に入っていけなくて寂しい思いをしたこともありましたが、このお母さんたちとはごく自然に仲良くなれました。
ただ逆に、次男のほうではまったくママ友というか、知り合いとすら呼べるような付き合いができませんでした。次男は少し発達がゆっくりなところがあり、友だちを作るのも下手な子。友だちに嫌な思いをさせているのではないかと思うと、私もなんだか遠慮してしまうので、親に対しても仲良くするという感じにいきませんでした。
普段はあまり困らないのですが、〇〇君と△△君たちがお母さんたちとどこかへ行ったという話をうらやましそうに話すのを聞くと申し訳なくなります。親子ともども友だちを作るのが下手だと、こうなってしまうのかと落ち込んだこともありました。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
大学生のとき、親戚のお葬式に参列したことがあります。式はしめやかに進み、会場には静かな空気が流れていたのですが、その空気を変える出来事がありました。 ★関連記事:お通夜に少し遅れて...
続きを読む高校時代、クラスメイトの体臭に気付いた私。誰もが見て見ぬふりをする中、悩み抜いた末に本人へ伝える決断をしました。そのひと言が、思いがけない変化をもたらすことになります。 ★関連記事...
続きを読む祖母のお通夜で、私は思いがけない瞬間に心が揺さぶられる体験をしました。悲しみの中、静寂を破る出来事が今も心に残っています。 ★関連記事:「恥ずかしい…」祖父の葬儀でまさかのトラブル...
続きを読む私は成人式の振袖を扱う専門店で、1年間だけ前撮り写真を選びアルバムを作る仕事をしたことがあります。そこで出会ったのは、自分が「招き猫体質」だという2歳年上の先輩パートさん。たしかに...
続きを読むにおいは目に見えず、だからこそ人間関係に微妙な影響を及ぼします。今回は、家族や職場で「自分や他人のにおい」に気付いた瞬間と、その後の気付きや対策についての体験談を3つ紹介します。...
続きを読む母が亡くなった夕方。心の整理もつかないままバタバタしていた私の元に、整体からの電話がかかってきました。そのひと言に、私は深く失望しました。 ★関連記事: …
母方の祖母の法事でのことです。場所は関西のお寺で、出席者とお坊さんが一緒にお経を読むという形式でした。 ★関連記事:「しっかりしてよ!」母の葬儀当日、準 …
私が大人になって初めて葬儀に参列したのは、数年前、親戚の葬儀でのことでした。子どものころは、お焼香は親が代わりにしてくれていたので、私はただ手を合わせる …
父のお葬式で、思わぬきっかけから笑いをこらえるのに必死になった私たちきょうだい。張りつめた場面で起きた忘れられない体験です。 ★関連記事:「あ! 武田信 …
高校時代、クラスメイトの体臭に気付いた私。誰もが見て見ぬふりをする中、悩み抜いた末に本人へ伝える決断をしました。そのひと言が、思いがけない変化をもたらす …
結婚式の受付を任されたあの日、私は思いがけないトラブルに巻き込まれました。緊張と焦り、そして友人のやさしさが心に残る、忘れられない体験です。 ★関連記事 …
家族と一緒に、近所の小さな天ぷら屋さんへ食事に行ったときのことです。料理を楽しみにしていたところ、隣のテーブルに6人ほどのグループがやってきました。その …
年齢や季節の影響で、気付かぬうちに体から発する「におい問題」。へそ・汗・頭皮など、思わぬ場所からの悪臭に悩まされた体験談を3つ紹介します。 ★関連記事: …