- 2024.10.17
- パニック障害,
「呼吸ができない」電車に乗れなくなった夫。パニック障害克服のきっかけとなった妻の意外なひと言とは
結婚前3Dデザイナーだった夫が過労からパニック障害になりました。当時大阪で勤務していた夫は、ある日東京に出張へ行きました。そこで疲れから意識がなくなりそ …
ウーマンカレンダー woman calendar
40代も後半に差し掛かったころ、無自覚にじわじわと心が疲れていきました。ひとり暮らしで働かなければ家賃が払えない、ごはんも食べられない状態に陥ってしまうので、かろうじて会社には行っていましたが、ささいなことでトイレでひっそり泣くことも。
帰宅後はぼーっとしているだけであっという間に日をまたぎ、シャワーもせず洗顔もせずに寝る毎日。明日こそ!とは思いつつまた同じことを繰り返し自己嫌悪に陥っていました。そこでメンタルクリニックに通うことにしたのですが……。
★関連記事:病院に行って解決するの? 体調不良や精神が不安定な日が続き…メンタルクリニックへ行った結果
自堕落な生活から卒業したくて、メンタルクリニックを受診することにしました。ネットで「家 片づけられない」などと調べてうつ病の可能性があることを知り、うつ病チェックをしたらほとんどの項目に当てはまったからです。
初めての診察では、とにかく動けないことや1日中眠いこと、いろいろな考えで頭がパンクしそうなことなどを相談。結果、睡眠障害と軽度のうつ病と診断され、睡眠の質が悪いから眠い・動けない状態につながっているとのことで、睡眠薬と抗不安薬が処方されました。
しかし、生活が改善する兆しは見えません。被害妄想かもしれないけれど、先生に否定的な言葉を言われることも増えました。
例えば、まだ片づけられないと相談すると「もともと、そんなにきれいじゃなかったでしょ?」と言われ、20時には寝てしまうと言うと「そんな時間に寝る大人はいません!」と言われるなど。
相談しても意味がないと感じ、睡眠薬欲しさに通っているだけになりました。しかし、先生や看護師の態度に「私、何か悪いことしたのかな?」と感じたり、待ち時間の長さに疲弊したりと、だんだんと通院自体に精神的負担を感じるようになり、ついには足が遠のいてしまいました。
クリニックに行くのをやめて数カ月。眠れない日が増え、前にも増して部屋は荒れ、自己嫌悪に陥る日々、かなり昔にあったことを思い出しては悲しんで泣く。生きるのがつらいとまで感じるように。
やはり医療の助けが必要だと思ったので、ネットで口コミを見たり直接電話をかけてみたりと、リサーチして別の病院を探しました。残念ながら住んでいる市には良さそうな病院が見つからず、隣の市まで範囲を広げてようやく良さそうな病院が見つかったのです。
早速予約を取り診察を受けてみると、先生がきちんと話を聞いてくれてまったく否定しない。前の先生に否定されたこと、周りに否定されたこと、全部を肯定してくれる。「あなたは何も悪くないよ」と。初対面の先生の前で泣いてしまいそうなのをグッとこらえたのを覚えています。
また、飲んでいた薬で効果を感じなかったことを伝えると「人によって合う薬は違うから、いろいろな薬を試して合う薬を探していきましょう」と言ってくれたのも心強かったです。病院からの帰り道、久しぶりに晴れやかな気分に。ついでに、薬を変えたからか費用がグッと下がったことに驚きました。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
Sorry. No data so far.
結婚前3Dデザイナーだった夫が過労からパニック障害になりました。当時大阪で勤務していた夫は、ある日東京に出張へ行きました。そこで疲れから意識がなくなりそ …
私はあがり症な上に過去の経験がトラウマとなり、人前で話すことがとても苦手です。人前に立つと必要以上に緊張して声が震えてしまいます。そんな私ですが次期PT …
仕事と子育てで心身ともに忙殺されていた30代。もう限界かも……と思ったときに思い出したのが、日記を書く習慣でした。心のもやもやを書き出すことで、思いがけ …
私は市内の病院前にある薬局で事務員として働いています。昨年に先輩上司が定年退職を迎え、ついに私が最年長の職歴になりました。先輩の抜けた業務が重くのしかか …
「HSP」という言葉を最近よく耳にするようになりました。HSPとはHighly Sensitive Personの頭文字を取った言葉で、人一倍繊細な心を …
夫と夫婦喧嘩をしていたときのことです。私は呼吸がうまくできず苦しくなり、体に大きな異変を感じました。そのとき夫も私がおかしいと気付いたようです。 ★関連 …
私は昔、同級生からひどい対応を受けました。それが原因となり、15歳から精神科に通ってます。 ★関連記事:「夫や子どもにイライラ」パニック障害と産後うつで …
37歳のときに不安障害を発症しました。当時人が少ない職場で働いていて、自分が休むと周りに迷惑がかかるという思いから休みも取らずに朝早くから夜遅くまで働き …