
冬が近づくにつれ、朝晩が冷え込んできました。ある日の朝、室内の温度を上げようとエアコンを使用したところ、間もなくすっぴんの顔がカサついていく感覚が…… 。エアコンを使うと部屋が乾燥するのはわかっているものの、40歳を過ぎてからというもの乾燥を感じるのがどんどん早くなっている気がします。「これは本格的な冬が来る前から対策しないと、大変なことになりそう!」と駆け込んだのは、私の頼れる救世主のダイソーでした。
保湿成分が選べる!ダイソーの保湿クリーム
今回発見したのは、ダイソーのフェイスクリーム 。とにかく乾燥から肌を守りたいという気持ちから、乳液よりも油分が高そうなものを探していたところ、このクリームに目が留まりました。そして驚いたのが、その種類の多さ。有効保湿成分が違うクリームが4種類もあり、陳列エリアが広く目立っていたのです。加えてチューブタイプという点も衛生面で魅力を感じました。白のチューブで種類ごとに文字や線の色が異なり、とてもシンプルかつわかりやすいパッケージも好印象でした。
どうせならと4種類すべて購入。税抜き400円で4種類も試せるなんてとてもぜいたくだな~ と思いつつ、その違いを確かめて自分に合うものを探すことにしました。
その4種類とは、「スクワラン」「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」。さらにパッケージをよく見てみると、どれも無香料・無着色・エタノールフリーの上、日本製ではありませんか! これには否が応でも期待が高まりました。パッケージには使用方法として「化粧水などでお肌を整えた後、適量を肌になじませます」とあったので、今回は洗顔後の化粧水のあと乳液代わりに使用して、比較してみることにしました。
サッパリ系の「スクワラン」&「セラミド」

はじめに試してみたのは潤いをキープする働きがあるとされる「スクワラン」。チューブから出してみると、さすがにクリームだけあり乳液より硬さのあるテクスチャーで、チューブから出した形が残りました。しかし、形が残るもののやわらかめ。指先で伸ばしてみると、まるで水のように伸びていく感覚がありました。油分が少なめなのかベタつきもなく、最初は物足りなく感じましたが使用後の肌はきちんと潤っていました。

次に試したのは、肌のバリア機能を高めるとされる「セラミド」。こちらも「スクワラン」と同じような使用感で、ベタつきがなく肌にスーッとなじんで潤う感触でした。ただ、セラミドのほうがスクワランよりほんの少しだけポテっとしたテクスチャーでしっとり感が長続きしました。
どちらも保湿クリームのなかでもサッパリした使用感なので、朝のメイク前の乾燥対策としても十分使えそうなクリームだと思いました。
しっとり系の「ヒアルロン酸」&「コラーゲン」

続いて試したのがパッケージに「しっとりうるおう」とあった「ヒアルロン酸」。チューブから出してみると、セラミドやスクワランよりもしっかり硬さのあるテクスチャーで、指でしっかり伸ばす必要がありました。油分も最初の2つのクリームよりも多く感じ、使用後もパッケージの記載どおりしっとりし、頬が手に張り付く感じがありました。

最後に試したのが、ハリや弾力を与えるとされている「コラーゲン」。「ヒアルロン酸」と似た使用感で、しっかり伸ばしてしっとり潤う感触がありました。油分もしっかりしているものの、ワセリンほどのベタつきはないので、夜の肌のお手入れとしてピッタリだと感じました。
乳液後にもクリームを使ってみた

全種類を試していくうちに、ふと「今は化粧水のあとに試しているけれど、この使用感なら乳液後でも使えるのではないか」と感じました。そこで、乳液後に各クリームを使ったらどうなるか、実際に試してみました。
すると、すべての種類で違和感なく使えただけでなく、乳液後に使ったほうがより肌がふっくらしたように感じました。特にしっとり感が強めの「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」クリームは、パックのような感覚で使うことができました。
まとめ
ダイソーで見つけた4種類のフェイスクリーム。サッパリした使用感の「スクワラン」と「セラミド」は、朝のメイク前のお手入れにピッタリ。よりしっとりした使用感の「ヒアルロン酸」と「コラーゲン」は、夜のお手入れとして洗い流さないパック代わりにもなりました。
そして、クリームをあれこれと試しているうちに、手の乾燥も少し和らいでいることに気付いたのです! これは顔だけに使うのはもったいない……。チューブタイプでラクに持ち運びもできるので、手や肘などの乾燥が気になったときに使おうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。