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年々冷え性がひどくなる40代の私は、寝るときも手足の先が冷え、夏でも靴下が手放せません。基礎体温も35度台後半から36度台前半と低め。冷え対策をいろいろと試してみてはいるものの、これといった対策は見つかっていません。
そんなある日、友人から未体験のあるお風呂に行かないかと誘われました。お風呂というワードに惹かれ、二つ返事で行ってみたところ、思いがけず良い効果を得られた体験談です。
★関連記事:手足の冷えで眠りづらい冷え性の私。体の芯からポカポカと温まる入浴剤で快眠に【体験談】

40代に入ってから手足の冷えがひどくなり、冬場は眠れないほどになりました。毎晩お風呂に浸かっているものの、上がるとすぐに冷えてきてしまいます。夏を迎えようとするこの時期でも状況はあまり変わらず、寝るときに靴下は欠かせません。
そんな話を友人としていたところ、「米ぬか酵素風呂」に行ってみないかと誘われました。お風呂ということはわかるけれど、どんなものなのかは想像もつきませんでした。ただ、「なんだか体に良さそう♪」ということはわかり、行ってみることに。
予約時に、前日は飲酒を控える、睡眠をしっかり取る、予約時間の1時間前までには食事を済ませるなどの案内があり、体調を整えて当日を迎えました。
私が訪ねた店舗は女性専用でスタッフも全員女性だったので、安心して利用することができました。1回の価格は3,000円でした。
店内に一歩入ると、米ぬか独特のにおいを感じました。初めはこのにおいが気になりましたが、そのうちに慣れ、気にならなくなりました。まず、その日の体調や最近気になる症状などをカウンセリングしてもらい、入浴の効能や注意点などを聞きました。その後軽くシャワーを浴び、いよいよ米ぬか酵素風呂に入ります。

米ぬか酵素風呂は、発酵させ温めた米ぬかの中に体をうずめる乾式の入浴法です。米ぬかは、発酵によって生まれる発酵熱によって60~70度くらいまで温められて遠赤外線効果があるそうです。実際の体感は42度くらいで、少し熱めのお風呂という感じでした。
個室に案内されると、バスタブより少し大きめの木の浴槽の中に、発酵させた米ぬかがたっぷり入っていました。サラサラの細かい土のようです。木槽に一歩足を入れるとびっくり! 米ぬかの感触はフワフワで柔らかく、じんわりと温かいのです。その肌触りに感動して「わぁ~!」と声にならない声が漏れてしまいました。米ぬかの中に体をすっぽり入れると、全身が心地良い温かさに包み込まれました。
スタッフの方が、米ぬかを手足の先までしっかりとかぶせ、脇や首の下にまで入れ込んでくれます。そして砂風呂のように顔だけを出した状態で15分。全身をたっぷりの米ぬかで覆われると、程良い重みがかかります。この重みも気持ち良さの一つでした。
初めはじんわりと温かさを感じ、徐々に体の芯からほかほかとしてきました。普段はあまり汗をかかない私ですが、5分もせずに滝のように大量の汗が流れ出てきました。
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