「俺、納豆でも踏んだ?」夕食中に顔をしかめた息子。慌てふためきながら靴下を脱いだワケ
目次 1. 悪臭に気付かない息子 2. 靴下の中のにおいに…もん絶! 3. 勇気を出して夫に「口が臭い」と伝えた結果 4. まとめ 靴下の中のにおいに… …
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姉、兄が同時に発症。そして夫は不在で今夜は帰ってこられない。感染力が強いことを感じ、看病している私もいつ発症するかわからない。私が倒れるわけにはいかない……! 言い知れぬプレッシャーが重く肩にのしかかり、不安に駆られながらも、体調の悪い子どもたちに不安な顔は見せられないという一心で、やるしかない! とスイッチが入りました。
夫に対して「こんなときに限ってなぜいない……」という怒りも湧き上がりそうになりましたが、こればかりは誰にもわからなかったこと、夫も仕事で行っているから仕方ない、そんなふうに自分に言い聞かせていました。
これまでの私なら「仕事だからといって、家事育児を私に押し付けて!」と怒っていたと思います。けれど、夫は仕事を完遂する、私は子どもを看病して守る、それが今夜の与えられたミッションだと思えたのでした。
そんな変化があったのは、これまで数え切れないほどの喧嘩や言い争いがあったからこそ。その度にお互いが、自分の大変さばかりを伝え合い、相手の言い分には耳を貸してきませんでした。このままじゃ夫婦関係が行き詰まるな、相手の立場で考えるようにしよう……。最近、そんな思いが強まっていた中での気持ちの変化でした。
今回感じられた自分の変化は、夫婦関係だけではありませんでした。消毒用のキッチン漂白剤が足りなくなっていたので、同じマンションに住むママ友に「キッチン漂白剤を貸してほしい」と助けてもらったのです。
これまでの私は自分からヘルプを頼むことが苦手で、ついひとりで頑張ろうとしてしまい、限界に達すると夫への怒りとして爆発するということを繰り返してきました。周りの人は快く助けてくれるとはわかっていても「こんなこと言ったら迷惑かな」と勝手に決めつけて、言い出せなかったのです。
けれど、周りへの迷惑を考えているように見えて、その気持ちの奥には「ひとりでできないダメな母親」と思われるのが怖いという本音があったことに、あるとき気付いたのだと思います。周りからどう思われるか怖がらなくていい、ありのままでいい。母親になり間もなく10年目にして、少しずつ等身大で子育てをできるようになってきた変化を感じました。
そんな変化があり、今回ママ友にも助けを求めることで、自分ひとりで抱え込み過ぎないようにできたことも、自分の中での成長でした。
子育てをしてきた中で起こったピンチの中でも結構な上位に入るであろう、夫不在の中での子どもたちの胃腸炎リレー。大変な状況で、思わずパニックにもなりそうでしたが、夫と私でそれぞれの役割があると割り切れたことで、チームとして乗り越えられ、夫婦関係において一歩成長したことを感じました。
そして、夫婦だけで子育てを抱え込まなくていいんだ、周りの人に助けを求めてもいいんだ、という気付きもありました。私と夫。私と周りの人。いろいろな人たちとの関係性をアップデートできている……。そんな成長を感じられる機会になりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/山口がたこ
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