- 2024.04.29
- とりだまりまど, 子宮頸がん, 子宮頸がんゆる闘病記,
「私の勲章!」おなかの手術痕をポジティブに考えられる理由とは #子宮頸がんゆる闘病記 30
2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに気付き、婦人科を受診したとりだまり …
ウーマンカレンダー woman calendar
40歳でメタボ、45歳で高血圧と診断された私。そのまま放置していたら、とんでもない病気を発症して治療する羽目に。まさに、サイレントキラーである高血圧は油断できないことを身をもって知ったエピソードをご紹介します。
40歳当時の私は、臨月のころと比べても+10kgオーバー。在宅勤務であまり動かず、子どもの残した料理も食べる大食漢。洋服のサイズは9号から13号となり、肝っ玉母さんを実践していました。
健康診断を受けるとメタボリックシンドロームということで、当時、国民健康保険加入者だったため、行政の指導を受けることに。正式名称は特定保健指導といい、特定保健指導対象者として選定され、支援内容が決定されます。私は約3カ月にわたり生活習慣改善プログラムが実施されました。
スレンダーで私より先輩の女性(推定50歳程度)に、メタボリックシンドロームがいかに怖い症状であるか、どうすれば改善できるのか親身に助言してくれるのをしり目に、なんとかなるよと他人事で受け流し、ついには、自分を責められているようで途中棄権&退場してしまいました。
メタボリックシンドロームが改善されないまま、数年。45歳のとき風邪をひいてかかりつけ医を受診し、何げなく計ってもらった血圧がまさかの140超え。下の血圧も100近くあり、高血圧と診断。薬を処方してもらいました。でも、高血圧の薬って毎日服用しなくちゃいけないんですよ。毎日薬を飲むという習慣が今までない私。次第に飲む間隔が空いてきて、ついには飲まなくなりました。
そして、47歳の夏。原稿の校正をしているときに、左目の下に黒っぽい影が。気のせいと思ってこすっても変化なし。老眼が進んだのかと思い、老眼鏡の度数を上げたものを掛けても、黒い影は出現。1日、3日、1週間たっても症状は変わらず。白内障? 緑内障? 飛蚊症? 怖い病気が頭をよぎり、慌てて眼科に行くと、想像の上を行く「網膜静脈閉塞症」だそう。そして、原因は高血圧だったのです!
網膜静脈閉塞症とは網膜の血管(静脈)が目詰まりを起こし(閉塞)、網膜がむくんだり出血したりして、ものが見えにくくなる病気だそうです。リスク因子の1つに高血圧があるとのこと。幸い早期発見だったのですが、症状を取り除くために目に注射をするとのこと。ギャー! 怖すぎる。麻酔をするといったって黒目の部分に注射をするそうで、がっつり見えているんです。おまけに1回の注射代がウン万円で、場合によっては複数回打つことになるかもしれないのも、恐怖。でも、症状が悪化して目が見えなくなるよりうんとまし。腹をくくって受けました。
そして、1度の注射で症状は改善。再発しないためには高血圧をしっかり治療することと釘を刺されたのでした。それからは、毎朝欠かさず服薬するように。医師の指導の元、寝落ちしてしまったり、家で食事をしない場合もある夜よりも飲み忘れが少ない朝に飲んでいます。おかげで、今では血圧が正常値へ。もしかすると、死ぬまで欠かせなくなる薬かもしれないけれど、それで、いろいろな病気を予防できるなら仕方がないかなと思っています。
かかりつけ医にも眼科にも毎日定期的に血圧を測ってくださいと言われ、血圧計を購入。網膜静脈閉塞症を発症してから数カ月は定期的に計り、スマホに記録させたりしていましたが、のど元過ぎれば……。今はしていません。でも、高血圧の薬を欠かすことはほぼほぼありません。だって、目の注射するの嫌なんだもん! 良い意味で?お灸になった体験でした。高血圧はサイレントキラーと呼ばれ、動脈硬化や脳梗塞などを引き起こすことがある病気です。不幸中の幸いで、私は命まで削られる可能性が低い病気を発症することで身をもって知ることができました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長)
★関連記事:「突然、目に異変が!」視界にポツンと現れた黒い点、私の目に一体何が起きたの?【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
私は20代前半で株を始めた投資家です。努力のかいもあり、投資からの収入は潤沢ですが、常に倹約を意識しています。このたび、2年付き合った交際相手と無事婚約にいたり、彼女の両親にあいさ...
続きを読む私は10年前に再婚し、連れ子を自分の娘として養ってきました。思春期真っただ中での再婚とあり、荒れていた継娘もついに結婚することに。思えば彼女が進学せず高卒で就職する際など、私はいつ...
続きを読む男性が「におい」で悩むというのは聞いたことがありますが、私は「女性には関係ないこと」と思ってきました。ところが、40代半ばのころにそれが間違いだったと知ったのです。そのことが原因で...
続きを読む私は、夫に先立たれてから女手一つでひとり息子を育ててきた会社員。大学を出て数年後、立派な社会人になった息子に婚約者を紹介され、心からホッとしています。お相手は、大会社の社長令嬢。と...
続きを読む愛する人と初めて結ばれるとき、私はできるだけ記憶に残るものにしたいと考えていました。自分なりに厶ーディな感じを演出したつもりでしたが、彼には喜んでもらえませんでした。その上、思わぬ...
続きを読む2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに気付き、婦人科を受診したとりだまり …
30代後半ごろから自転車で猛ダッシュしたり、少し走ったりしただけで胸がキューっと締め付けられるような痛みを感じるようになりました。しかし「疲れているだけ …
2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。 エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院 …
私が中学3年のときに親が離婚し、海外赴任する父親と一緒に渡米。その後日本に帰国し、就職を果たしました。さらにこのたび、数年付き合った彼女と婚約することに …
私の友人は、夫と1年半交際し、35歳で入籍した新婚さん。結婚してから夫と一緒に住み始めとても仲良しで幸せそうですが、交際中には気にならなかった夫のある行 …
ある日、大学時代の友人と新年会をすることになりました。そこで恥ずかしい思いをした私のエピソードです。 ★関連記事:「若々しい」と「若作り」は違う!露出度 …
アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。 「保険の更新で実印が …
2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに気付き、婦人科を受診したとりだまり …