- 2024.05.09
- ミニ体験談, ファッションの失敗, 40代のファッション,
「下着が丸見え!?」ただのセーターだと思っていたのに…私のコーデ失敗エピソード【体験談】
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そんなある日、私はギックリ腰になり、仕事帰りに近所の接骨院へ行くことにしました。
接骨院で1時間ほど治療をしてもらい、会計を待っている間にスマホを見ると着信が10件もあり、びっくり。とりあえず会計を終わらせ接骨院を出ると、会社から電話があり「お子さんがあなたを探しているよ」と言われ、またびっくり。
「なんで?」と思いながら家に電話しようとしたとき、今度はひとり暮らしをしている長女から電話がありました。私が帰ってこないので、次男が心配して探しているということでした。慌てて家に帰ると、目を赤くして涙を浮かべている次男がいました。
「接骨院に行ってから帰るから遅くなるって言ったよね?」と言うと「あっ、言っていたかも……」とバツが悪そうにする次男。在宅での仕事を終わらせて2階から下りて来た長男にも「接骨院に……」と繰り返すと、こちらも「そういえば言っていたかも」とバツが悪そうな顔をしていました。
前日の夜に「接骨院に寄ってから帰るから遅くなる」と伝えたのに、2人ともすっかり忘れ、私が行方不明になったと思って探してくれたそうです。
2人によると、帰宅が遅くなるときは連絡があるのにその日はなく、なかなか帰ってこないので私に電話をしたそうです。電話をしても出ないし、折り返しもない。スマホのGPSで探すと、自宅の近くにいるはずなのにいつまでも移動しない。これはおかしいと思った次男は、在宅で仕事をしていた長男に相談したそうです。
長男はそのうち帰って来ると思ったそうですが、何度電話しても出ないし、次男があまりにも心配していたため、一緒に探すことに。「仕事で遅くなったのかもしれない」と会社に電話をしようとしたものの、会社の名前も電話番号も知らない2人。家中を探して私の給料明細を見つけ、電話番号を調べて連絡したそうです。
会社に電話するといつも通りに会社を出たと言われ、「事故に遭ったかも」と不安になり、ひとり暮らしをしている長女にも連絡したらしいのです。
実はこの数日前、出勤途中で事故に遭遇し、危うく巻き込まれるところだった私。「いつ事故や事件に巻き込まれるかわからないよね」という話をしていたので、「本当に事故に巻き込まれたかも」と不安になり探してくれたようでした。
次男だけでなく長男までもが私の話を聞き流していたため、行方不明事件になってしまいましたが、いつも反抗的な態度の次男が私のことを心配して探してくれたことはうれしかったです。
この件以来、少しですが、次男が私の話に耳を傾けてくれるようになり、「後でやるから」「ちょっと待って」と、以前より少しだけ柔らかい言葉が返ってくることが増えました。時々心ない言葉を言ってくることもありますが、「次男は私が大好き。かわいいところもある」と自分に言い聞かせ、言い争いにならないように気を付けています。
まだ続くであろう反抗期。なんとか受け流しつつ、良い距離感を見つけたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/山口がたこ
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