「歩けなくなる?」何もない場所でつまずき横断歩道で転倒。整形外科で判明した筋肉の意外な真実
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2人目を出産してからの10年間、生理痛はあったものの育児と仕事で忙しかったこともあり、産婦人科にかかることはありませんでした。41歳のとき、突然起こった激しい痛みにより、婦人科受診をし、ある病気が判明しました。それから手術に至るまで、術後から現在までの経過についての体験談を紹介します。
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ある日の朝、いつも通り仕事に行く準備をして、自宅の2階のベランダで洗濯物を干していたときのことです。突然、下腹部に差し込むような、何かで殴られたような、何とも言えない激痛に襲われました。
ただ事ではないであろう痛みに戸惑いながら、携帯電話が1階にあるため必死で階段を降りました。その後、冷や汗と吐き気にも襲われました。ですが、職場を移動して1カ月しかたっておらず、早々に欠勤することをすぐには言えず……。30分ぐらいひとりでもだえ続けたのを覚えています。
ですが、一向に治まる気配がなかったので、職場に「起き上がれないくらいおなかが痛いから休ませてほしい」と連絡を入れ、再び横になっていました。
そのまま数時間経過して何とか立ち上がり、昼ごろになって病院を予約。夕方、夫に付き添われて婦人科受診することに。

10年ぶりに婦人科でエコーをすると、「両方の卵巣が腫れており、子宮内膜症の疑いがある。生理痛も激しいでしょう?」と医師に言われました。生理1〜2日目の痛みは誰でもこの程度だと思っていたし、痛み自体を人と比べることもできず、また痛み止めで何とか治ってきたので気にしていませんでした。
この日の検査では、確定はできないが、今日の痛みはおそらく卵巣嚢腫(のうしゅ)の一部が破れた痛みではないかとのことでした。もっと大きく破れていたら、意識障害を起こすほどの痛みになっていたと言われ、やっと事の重大さに気付いたのです。
そして詳しい検査をするようにと、大きな病院の紹介状をもらい後日受診しました。紹介された市民病院の産婦人科では、МRIを撮り、そこで子宮内膜症、両側のチョコレート嚢腫の診断を受けました。
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