
自宅に送られてきたのは、区市町村が実施する「子宮頸がん」検診のチケット。軽い気持ちで検診を受けにレディースクリニックへ向かった私。しかし、妊娠中におこなったばかりの検査では何ともなかったのに、結果は「要精密検査!」で大きな病院へ。「あのまま放置していたら……」考えたくもない未来が待っていたのかも。そんな私の体験談を紹介します。
★関連記事:子宮頸がん検査後、病院からの突然の連絡にパニック! 職場にかかってきた電話で告げられた驚きの内容
軽い気持ちで子宮頸がん検診へ

去年の初夏のころでした。昨秋、無事第1子を出産した私は育休真っただ中。そんなときにポストに届いたのは、区の子宮頸がん検査の無料チケットでした。
妊娠前も妊娠中も検査をしていた項目だったので、「復職してから会社の健康診断で検査してもらえばいいかな」とも思いましたが、「何ともないことが確認できればいいか!」と軽い気持ちでベビーカーを押しながらクリニックへ行きました。
検査自体は数分で終わり、結果は後日ということでその日は帰宅。その後、検査結果を聞きに再びクリニックに向かいました。
まさかの検査結果に…

診察室で若くて感じのいい女医さんから告げられたのは、まさかの「中等度から高度異形成の疑いがある」ということ。「すぐに大きい病院へ行ってください」と言われ、ほんの1年前受けた検査では何もなかったのに……と、頭が真っ白になりました。
その後、すぐに出産をした大学病院で診てもらいました。結果は中等度異形成(がんと正常の中間の状態で、軽度・中等度・高度の3段階がある)。「これならレーザーで切除できる可能性がある」という医師からの話を受け、小さな子どもがいる私は日帰りでできる手術を受けることにしました。