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40歳から、毎年人間ドックを受けています。健康が取り柄だった私は、いつも正常値ばかりの結果をもらってましたが、45歳を過ぎたあたりからは毎年「要観察」に該当する項目がいくつか出るように……。そして、ついに50歳で初めて「要治療」と記載された数値が! 血糖値が高く糖尿病外来に通うようになった体験談を紹介します。
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30代で出産をし、体重計に乗ることを恐れて現実逃避をし、そのころから体形の崩れも気になってきていました。運動もせずに、食べたい物を食べたいだけ食べていたので、健康も心配でした。そこで、まずは健康が大事と思い、40歳を迎えたのをきっかけに、職場の福利厚生制度を利用して人間ドックを受けることにしました。
毎日、子育てや仕事の忙しさに追われ、自分の時間もほとんどありませんでしたが、もともと健康で体力にも自信があったので、それまで健康であることが当たり前と思っていた節があります。でも、そんな健康で何も心配ない状況も将来ずっと続くとは限らないので、日々の生活習慣を見直すきっかけになったと思います。

40歳で人間ドックを受け始めた当初は、それまでの健康診断と同様、すべて正常値の結果でした。40代半ばごろになると、毎年いくつかの項目で「要観察」となりましたが、要観察はちょっと注意しなくてはならないものの、まだ治療は必要ない状況ということなので、健康が取り柄だった私は「どこも悪いところはない」と自慢していました。
それから数年間は毎年、いくつか要観察が出るものの、「要治療」の結果が出ることはありませんでした。ところがそんな状況でなんの手当もせずに数年たったころ、とうとう1つの項目で「要治療」という結果が出てしまったのです。それは、過去1~2カ月の血糖値の平均を反映し、糖尿病のリスクがわかるというヘモグロビンA1c (ヘモグロビン・エー・ワン・シー)の基準値が4.7~5.5%のところ、7.5%という高い数値のために治療を要するというものでした。
血糖値が高くなるのは、一般的には運動不足とか甘い物の食べ過ぎが原因と言われていますが、まさに私もそんな状況でしたので、自業自得だとは思いました。以前の検査の数年間、「要観察」と出ていた項目の1つでもあったので、過信せずにそのときから注意をして対処していればよかったのにと、わかっていながらもできなかった自分を反省しました。
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