
20代と30代のとき、何の努力もせずに食事を抜いて10kgの減量に成功しました。これはダイエットとは言えない誤った方法で、絶対におすすめできません。ただ、この経験のせいで「本気を出せば痩せられる」と根拠のない自信を持ってしまいました。
運動しても続かない、好きな物を食べ、甘い物も大好き、徐々に増えていく体重は気になるけどもやめられない生活に……。そんな私の重い腰を上げたのは健康診断の結果でした。
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40代で15kg増加、糖尿用予備軍になり…


「血糖値異常」でやっと重い腰を上げる
筋金入りの面倒くさがりやの私がやっと重い腰を上げることができたのは、昨年の健康診断で初めて「血糖値異常」と診断されたからです。
40代に突入してアラフィフの現在まで約7年。増加した体重は15kg。当時の身長は156cmで体重は67kgでした。3~4年前から健康診断の結果には「肥満」の文字が。いつかこうなることは予想できたのに、こうなるまで生活習慣を変えられなかったのです。
健康診断の結果を得て糖尿病専門病院へ。現時点では糖尿病予備軍で、今のままの血糖値では投薬が必要になるとのこと……。また、糖尿病とはどういう病気なのか、このまま放っておくとどうなるのかといった説明を受けました。
糖尿病の恐さは合併症だそうです。気付かないうちに病気が進行していることもあるため、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすく、特に血管の多い目の病気は進行が進みやすいとのこと。失明につながることもあるため、眼科の受診もすすめられました。
幸い目のほうは半年に1回の検査で十分との結果でしたが、このまま血糖値を放置して失明したり、足が壊疽(組織が腐ってしまうこと)したりしている将来を想像すると恐ろしさを感じました。