「目元が一気に老け顔に!?」目の下がたるむ原因って?解消法&予防法とは【医師解説】
加齢とともに気になってくることの1つである「目の下のたるみ」。目元は顔の中でも印象に残りやすい部分なので、できれば若々しくきれいな目元でいたいところです …
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若いころから自宅でも職場でもパソコンを使うことが多く、ドライアイや眼精疲労が頻繁に起こる状態でした。さらに、40歳を過ぎてからは目の奥の痛みとともに頭痛がするように 。その上、2022年に新型コロナのワクチン接種後に左の眼球に痛みが出て、不安になって眼科を受診。そのときの話を紹介します。
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20歳前後に初めてパソコンを購入してから、パソコンは私の人生にとって欠かせないものとなりました。自宅では主にネットを利用することが多く、その他にもワードやエクセルなどさまざまな機能を使っていました。 会社でも出勤から退勤までずっとパソコンを使っていることが多く、その影響もあって20代のころからドライアイに悩まされてきました。
40代になってからはドライアイだけではなく、眼精疲労も悩みの1つに。会社で1日中パソコンを使い、さらに自宅でライティングの仕事も始めたため、パソコンに向かう時間が多くなったことが原因でした。
眼精疲労になると、頻繁に頭痛もするように。特に左目の上、こめかみの辺りが一番痛みました。
そのたびに、ドラッグストアで売っている眼精疲労の薬やドリンクを飲み、ひどいときは頭痛薬を飲むなどしてその場しのぎの対応をしていましたが、年々頭痛はひどくなる一方で困っていました。
40歳を過ぎたころから眼精疲労がひどく目の病気も心配になってきたため、「定期的に眼科に行かないと」と思っていました。しかしそう思いつつも今までなかなか行く機会がなかったのですが、ある日、ひょんなことから眼精疲労とは関係のないことで眼科に行くことに。
それは2022年3回目の新型コロナワクチンを打ったときのことでした。私は毎回ワクチンの副反応で38度を超える熱が出て、さらに注射をした左肩に激しい痛みを感じていたのですが、3回目が一番ひどく、39度の熱と左肩の痛み。さらに左目にいつもと違う違和感がありました。左目の違和感とは、おおげさに言うと眼球が破裂しそうな感じです。心配になった私はようやく眼科を受診することにしました。
そこは初めて行く眼科だったからか、いろいろと検査をしました。
・機械を使って遠視・近視・乱視などの屈折度を測定する検査
・健康診断でもするいつもの視力検査
・視野を見る視野検査
・器具を直接目に当てて眼圧を測る眼圧検査
などです。
さまざまな検査を受けた後、症状を看護師に説明し、その後診察室に呼ばれて医師による診察となりました。
診察で医師に、新型コロナのワクチンを打ってから左の眼球が破裂しそうに痛いと説明しました。医師は顕微鏡を使って私の目を交互に見ました。
「アレルギーです」
医師のひと言に驚きました。何らかのアレルギーで目に症状が出ているそうで、ワクチン接種と今回の目の痛みの関係はないとのことでした。考えてみると、眼精疲労で頭痛がするのは左側ばかり。ワクチンを打ったのも左肩で、ワクチン接種後は左肩に激痛があり、左側の首にも痛みがありました。
食物アレルギーもなく花粉症でもない私には、アレルギーという診断がちょっと信じられない結果ではありました が、「オロパタジン点眼液0.1%」と「フルオロメトロン点眼液0.1%」を処方され、帰宅後に差したところ、すぐに左目の痛みは改善されました。
さらに、驚くことに眼精疲労が原因だと思っていた頭痛も改善し、眼精疲労まで改善しました。今まで眼精疲労の薬を飲んで頭痛が改善することはよくあったのですが、眼精疲労だけが原因だと思っていた頭痛の一部は目のアレルギーだったのです。
長い間悩まされていた眼精疲労と頭痛ですが、頭痛の一部はアレルギーが原因だったことがわかりました。アレルギーの原因はわかりませんが、アレルギー検査は5,000円くらいかかるらしく、看護師いわく、「アレルギー検査をしても結局目薬でしか抑えられないから、検査をしてもあまり意味はないかも」ということでした。
また、今回の検査でわかったことの1つに、私は眼圧が高いということがありました。眼圧が高いと将来緑内障になる可能性があるとテレビやネットで見たことがあるため、眼科に行って検査をして自分の状態がわかり、本当によかったと思いました。目はとても大切なので、今後も定期的に病院へ通おうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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