「誰が掃除と料理をやるのよ!」感情的になった妻。夫婦の会話が激減した状態から脱した3つの習慣
目次 1. 唯一の会話は「おやすみ」という日々 2. 会話しようと思っても空回りばかり 3. 会話復活のためにおこなった3つの方法 4. まとめ 会話復 …
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私自身、定期的に歯のメンテナンスに通っていた両親の影響もあり、若いころから3カ月に1度のペースで歯科医院に通っていました。歯科医院では、歯磨きで取り除けなかった歯垢(しこう)や歯石のクリーニング、歯茎の状態や虫歯のチェックをしてもらっています。
虫歯があっても初期段階だったため、その場で治療が済んだこともありました。虫歯は放っておくとどんどん進行するので、早期発見はとても大切です。歯科医院でのメンテナンスにメリットを感じていた私は、夫にも勧めてみることに。
しかし、普段から丁寧に歯磨きをしていて虫歯がなく、自分の口内環境に自信があった夫は、私が何度勧めてもメンテナンスに行きませんでした。私にしてみれば、たった3カ月に1度のことなので「行けばいいのに」と思いますが、困っていない夫は「歯が痛い訳でもないし、困っていないから」と行く気はなさそう。
たしかに見た目はとてもきれいで、虫歯で歯が痛むといったこともなさそうです。その日を迎えるまでは、日常生活に支障はなかったのですが……。
ある日突然、歯に強い痛みを感じた夫。仕事帰りに慌てて歯科医院を受診しました。鎮痛剤で痛みを抑えながら歯科医院に移動し、診察を受けるころには歯がグラグラしていたそうです。歯科医師から告げられた病名は歯周病。歯茎の状態はとても悪く、痛みを感じていた歯は抜歯することになりました。
歯周病は、歯周病菌が原因で起こる歯茎の感染症。歯周病菌は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の隙間にたまった歯垢に潜んでいて、炎症が奥まで進むと歯を支えている骨を溶かしてしまう怖い病気だそうです。歯周病は、歯茎にのみ炎症が起きている歯周病の前段階である「歯肉炎」から、「軽度歯周炎」「中度歯周炎」「重度歯周炎」と4段階で進行するとのこと。
歯肉炎の段階であれば、適切な歯磨きや歯科医院でのメンテナンスで健康な歯茎に戻るそうです。しかし、軽度歯周炎の段階では出血などの自覚症状が見られるものの、深刻に考えず放置しているうちに進行してしまうことも多いようです。
中度・重度の歯周炎になると歯茎が痩せて歯が長く見えるといった、見た目の変化もありますが、毎日見ている自分の歯茎の変化には気付きにくいもの。夫は出血などの症状を軽く見て放置し、歯茎の異変にも気付かなかったため、骨が溶けて歯が抜け落ちてしまうという事態を引き起こしたのです。
歯のメンテナンスに通う習慣があれば、軽度の段階で発見できる歯周病。また、虫歯治療の際にも歯茎の状態をチェックできるそうですが、夫の場合は虫歯がなく歯科医院に行く機会がないことが裏目に出ました。その後、歯科医院でクリーニングを受けましたが、ほかの歯も抜け始め、結局40代半ばで5本の歯を失って部分入れ歯を作ることに。
その後も歯科医院で治療を続け、歯の痛みは治まったようです。部分入れ歯を作ってからは、入れ歯洗浄剤で定期的に洗浄をしたり、金具を調整してもらったりと、メンテナンスが面倒だと夫は言っていました。また、食べ物が挟まって痛みが生じるなど、やはり自分の歯とまったく同じという訳にはいかないようです。
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