「無理じゃね?」ひとりでは大変だから、介護や家事を手伝ってほしいだけなのに #頑張り過ぎない介護 79
大して人に迷惑をかけていないと思っている行為でも、実は誰かのストレスになっていたりするのです……。 直腸脱のケアも、呼ばれるたびにやっていると、家事や食 …
ウーマンカレンダー woman calendar
そんなある日、夫がセックスレスについて話を切り出してきました。私が夫の誘いを断るときは、いつも「疲れてるから」と言っています。夫は育児と家事で私が疲れていることを理解してくれてはいるものの、「いつまでもこの状態でいるわけにはいけない」と思い、話し合うことにしたそう。
私自身、夫とセックスしたくないわけではありません。夫にその気持ちを伝え、セックスレスを解消するにはどうしたらいいのだろうと考えました。そこで私が思いついたのは、“セックスする日を決める”というルールです。思い切って夫に提案してみましたが、「そんなの義務的で嫌だ」と断られてしまいます。
私は夫を説得するべく、提案したルールのメリットを伝えることにしました。セックスする日を決めておけば、当日に向けて準備ができます。例えば、当日が近づいたら家事を後回しにして娘と一緒に昼寝をする。睡眠時間を少しでも増やして体調を整える作戦です。他にも、“夕食はデリバリーにする” “洗濯物をまとめて回す” など、家事負担を減らす方法もあります。
それでもなかなかOKをもらえず大変でしたが、「まずやってみよう」と説得を続けると、夫は受け入れてくれることに。夫自身もルールについて考え、当日に向けた準備として、“なるべく早く帰れるように努力すること” “手伝える育児と家事を見つけて積極的にやること” などを約束してくれました。
夫と日程を決め、早速ルールを実行。不安もありましたが、実際にやってみると「私たち夫婦に合っている」と、2人とも実感する結果になったのです。
最初こそ「セックスが義務的になりそう」と気がかりだった夫。いざ実行してみると、意外にも当日を待つのが楽しかったと言います。さらに、誘って断られたときのダメージを思えば、“断られることがない” というのはかなり気持ちがラクになったそう。「断られるかも」と不安になりながら声をかけるのは勇気も必要です。夫にとってはこの2つがメリットでした。
私にとってのメリットは、予定に合わせて行動できることが負担軽減につながったところです。また、定期的に夫と触れ合うことで、2人の距離が縮まったと実感。夫の「誘うたびに不安だった」 「日程を決めて楽しみができた」という気持ちを知ることができたのも、私にとって大きなメリットと言えます。
事前に日程を決めていても、急な仕事が入ったり体調を崩したりと、予想外の出来事は起こるもの。そのときはお互いの予定や体調を考えて日程を調整し、2人にとっていいタイミングを探しています。夫と私、両方の気持ちを大切にしながら、お互いを思いやって1つのことを考える。セックスレスは、夫婦として生活する上で大切なことを思い出す機会になりました。
今ではルールにも慣れ、最初に比べ体と心の負担が軽く、セックスを楽しめるようになったと実感しています。
セックスは夫婦のコミュニケーションの1つと言いますが、私たち夫婦にとってはまさにその通り。振り返ってみると、セックスレスによって夫との間に距離が生まれ、気持ちがすれ違っていたと思います。夫が私の提案を断った時点で諦めていたら、そのままセックスレス状態が続き、夫婦関係に亀裂が入る展開になっていたかもしれません。
これから夫婦で別の問題にぶつかったときも、“気が進まなくてもまずはやってみる” を心がけて、2人で乗り越えて行こうと思える出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/さくら
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
59歳アラカンのミキ子さんが職場で出会った、気になる25歳年下の男性と過ごす日々を描いたマンガ。 清掃パートをしている介護施設で出会った25歳年下のイケメン佐藤くんに、家を借りるま...
続きを読む59歳アラカンのミキ子さんが職場で出会った、気になる25歳年下の男性と過ごす日々を描いたマンガ。 清掃パートをしている介護施設で出会った25歳年下のイケメン佐藤くんに、家を借りるま...
続きを読む59歳アラカンのミキ子さんが職場で出会った、気になる25歳年下の男性と過ごす日々を描いたマンガ。 清掃パートをしている介護施設で出会った25歳年下のイケメン佐藤くんに、家を借りるま...
続きを読む私は結婚して1年の兼業主婦で、大手IT企業での仕事もプライベートも充実しています。おまけに先月昇進まで果たしました。しかし、マザコン夫が厄介だったのです。 ★関連記事:パート先のコ...
続きを読む現在50歳の私。先日まで専業主婦をしていましたが、娘が就職し、子育てが一段落したのでコンビニでパートをすることに。久しぶりに社会で働くことに充実感を抱き、この界隈の名物コンビニおば...
続きを読む大して人に迷惑をかけていないと思っている行為でも、実は誰かのストレスになっていたりするのです……。 直腸脱のケアも、呼ばれるたびにやっていると、家事や食 …
突然喉が締めつけられる、詰まる、狭くなるといった違和感が起こり、そのままずっと治らない。原因不明の喉の異常は「咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんし …
私が20代のころにバイトをしていた所は、同い年の人が多く、皆で仲良くしていました。その中の1人とはバイト先がそれぞれ変わってもしょっちゅう会う仲で、私の …
はいていた靴下を脱いだら、足首にくっきりと靴下のゴム跡が! よほどサイズが合わない靴下をはかない限り、ゴム跡はつかない認識でした。このとき私は44歳。そ …
久しぶりに孫と過ごした連休。 成長した孫の姿を見ると喜ばしい。少しずつ幼児から少年に変わる場面を見るたびに喜ばしい。 それより何よりも、外見の成長は著し …
40歳を過ぎたころから少しずつ上がり始めたコレステロール値。病院で相談したところ、薬を飲むほどではないけれど様子を見ていきましょうと言われ、そこで私がお …
どう考えても、手術が一番皆が幸せになる選択だと思いますが。 あまりにも呼び出され過ぎて、仕事中に聞こえないはずの音が聞こえるように……。 お風呂に入ろう …
お気に入りのショップで落ち着いた色の赤いニットパーカーを購入し、愛用していた私。その後に購入したアイテムに合わせたことで恥ずかしい思いをすることに……。 …