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はいていた靴下を脱いだら、足首にくっきりと靴下のゴム跡が! よほどサイズが合わない靴下をはかない限り、ゴム跡はつかない認識でした。このとき私は44歳。そのため「老化が原因?」と思ってショックを受けました。ただ、脚の疲労感も気になったので調べてみると、ゴム跡の原因が脚のむくみである可能性が浮上。そこで脚のむくみと疲労感を改善するためにおこなった方法を紹介します。
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ゴム跡がついたときにはいていた靴下は薄手のもので、決して締め付けるようなものではありません。正直、「これでゴムの跡が付くの?」と疑問に思うほどでした。それにもかかわらず、足首にゴムの形がそのまま付いていて、手で触ると皮膚の凹凸がわかるほど。へこんだところが少し赤黒っぽくなっていて、見た目もちょっと気持ち悪い……。2時間するとゴムの跡は消えており、いつもの足首に戻っていました。
「たまたまだったのかな?」と思ったのですが、次の日に靴下を脱ぐとやっぱりゴム跡が出現。その他、靴下をはいて床に座っていたら、脚に靴下のメッシュの跡が付いていたことも。体重がかかって付いた跡のような感じでした。
このように、靴下のゴム跡がついては消えるの繰り返し。ゴム跡だけならそれほど気にしなかったと思います。しかし、このとき私は脚の疲労も気になっていました。仕事で立ち仕事はそれほどないにもかかわらず、家に帰ると脚が重たくなる感じがあったのです。そこで、脚の疲労と靴下のゴム跡に何か関係があるのではないか? そう思うようになりました。
そこで、靴下のゴム跡の原因をネットで調べてみることにしました。検索キーワードは「靴下 ゴム跡 原因」。すると、想像していた以上にいろいろな情報が出てきました。ざっとタイトルだけ見ていくと気になるキーワードが。それが「むくみ」です。
サイトの1つをのぞいてみると、脚のむくみをチェックする3つのポイントが紹介されていました。1つがすねの内側を押すと白っぽい跡が付く、もう1つが脚の内側を押したときになかなか元に戻らない、そして最後にあったのが、靴下のゴム跡がくっきり付くでした。
人間の体は体重の50~70%は水分(体液)でできており、その分布のバランスが悪くなってある箇所にたまると、むくみの症状が出てくるそうです。特に40代になると、女性ホルモンが少なくなりバランスが崩れることから、むくみやすくなるという情報も見つけました。
私自身は、むくみが気になったことはありませんでした。正確には気が付いていなかっただけなのかもしれません。なぜなら、太っていることとむくんでいることを区別できていなかった可能性があるからです。いずれにせよ、靴下のゴム跡の原因がむくみである可能性が浮上してきました。
病院の診察を受けているわけではないため、靴下のゴム跡の原因がむくみであるとは言い切れません。ただ、体が冷える、運動不足になるなど冬はむくみの原因が増える季節らしく、ストレッチやマッサージで改善できるという情報を見つけたので、チャレンジしてみました。
むくみを解消するため、つま先を上げたり伸ばしたりするストレッチを開始。椅子に座ったままできるので、思い立ったときにするようにしました。最初はなかなかつま先が上がらずびっくり。つま先を上げ下げすると脚が心地よく刺激され、気持ち良さから習慣化できました。
もう1つが、お風呂に入ったときに脚をお湯で温めながらマッサージすること。足首、足の指の間、足裏を中心に、疲れを感じるところを押したりもんだりさすったり……。マッサージの後は、脚が軽くなりスッキリする感じがしました。こちらも気持ち良さから、お風呂に入るたびに続けられました。この2つを2週間ほど継続。すると気になっていた靴下のゴム跡は以前より薄くなり、疲労感も改善されました。
靴下のゴム跡が付いた原因が脚のむくみであるかは今でもわかりません。ただ今では、靴下のゴム跡も脚の疲労感も特に気にならない状態です。とはいえ、むくまないように予防することも大切だと思い、1日1回は必ず脚のストレッチとマッサージをするように心がけています。
なかなか治らないときは体の不調のサインという可能性も考えられるため、靴下のゴム跡がついていないか注意して、きちんと受診したいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
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