「俺、納豆でも踏んだ?」夕食中に顔をしかめた息子。慌てふためきながら靴下を脱いだワケ
子どもや夫のにおいが気になったとき、どんなふうに伝えると良いのでしょうか? 自分の体臭はなかなか気付かないもの。家族だからこそ指摘できることもあります。 …
ウーマンカレンダー woman calendar

私は20代後半まで「足がつる」という経験をしたことがありませんでした。マンガなどで見る“足がつって走れない” “足がつって溺れそうになる”といったシーンが理解できなかったのですが、初めて足がつったときに、あまりの痛さにそれらを一瞬にして理解することができました。
★関連記事:「足つった!」冬の就寝時に襲うふくらはぎの激痛。足のつり予防に役立ったことは【体験談】

初めて足がつったのは20代後半です。飲み会からの帰宅後、ベッドの中で目が覚めるほどの足への違和感があり、この違和感は何だ? と思っている間に痛みが走って、一瞬で激痛に変わりました。後で周りの人に聞いて、あれが足がつるということだと知ったのです。
年齢が上がるにつれて足がつる回数が増えていきましたが、他の人もこんなもんだろうと放っておいたら40代後半になって、急にその頻度が上がり週に何度も足がつるようになったのです。
それまでは、お酒を飲んだ日や寝ているときに急に襲われることが多かったのですが、お酒を飲んでいない日でも、起きていてリラックスしてテレビを見ているときでも襲ってくるように……。ちょっと姿勢を変えただけのとき、洗いものをしているときなど、日常のあらゆるところで襲ってくる日々が週に何回もあり、気が休まりません。
おかしいなと思いつつも「いつか治るだろう」と放置していたのですが、1カ月たっても治まる気配がないのです。

まず足がつる原因は何? と思ったのでネットで調べると、筋肉の衰えや疲労、水分不足などがあって、一概にこれとは言えないことがわかりました。まずはできることからと思って、水分を多くとることを決意。
このときに気付いたのですが、当時の私は1日に500ml程度しか水分を摂取していない日がありました。それは毎日ではありませんが、これでは少ないだろうと思い、調べてみると40代後半の私が1日に必要な水分量は2L強だとわかりました。
このうち1L程度は食事から摂取できるようですが、私は塩分が気になるので味噌汁やスープなどの汁物は3回の食事のうち1回のみにしています。また、ダイエットのために夕食は白ご飯をとらないようにしているので、平均よりも低い可能性があります。
そこで、推奨されている量よりも多めですが、1日2Lの水分を食事以外から取ることを目標にしました。毎日使っているマグカップ1杯分の量を調べたところ200mlだったので、マグカップが空になるたびに「正」の字をメモして、食事ごとに1杯以上、午前中に1杯~2杯、午後は3~4杯と、飲む量が偏らないようにしました。
今もそうですが、そのメモを家で仕事をしているデスクの真ん前に貼り付けたり、マグカップが目に入ったら口をつけるようにしたりと、飲み忘れないように工夫をしています。

毎日、水を2L飲むように心がけてから2週間ほどたったころ「あれ、そういえば最近足がつらなくなってきたな」と気付きました。あんなに苦しんでいたのに。私の場合、意識して水を多く飲んだだけで解消されたので、原因は水分不足だったようです。
もし、それでも良くならなければ、カルシウムやマグネシウムのサプリメントを飲もうかと思っていたのですが、水だけで解消されてよかったです。
あれ以来、毎日2Lの水を飲むことをずっと続けていて、足がつることはなくなりました。なお、足がつる原因の1つにアルコールの利尿作用で水分不足になりやすいことがあるそうです。
最近私はお気に入りのお店が閉店したこともあり、お酒を飲む量がグッと減ったのですが、代わりに別のお店に行こうとか家で飲もうとか思わないのは、普段とる水分が増えたからかもしれません。そして今ではどんな姿勢になることも不安を感じません。
体の半分は水分でできているということは知っていましたが、水分不足の影響を改めて実感した出来事でした。1日に500mlも飲まない日があったので、これでは水分不足に陥っても仕方ないなと反省しました。
頻繁に足がつっていたのが、水を多めにとることで解消されてよかったのですが、調べてみて栄養素が足りないことが原因になること、食事バランスが崩れている可能性があることなど、さまざまな原因があることがわかりました。
今回は、たまたま水を多くとることで解消されましたが、今後のために食事バランスを見直すきっかけになってよかったです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
イラスト/おんたま
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
結婚5年目のころ、注文住宅を建てることにした私たち夫婦。ウキウキと計画を進める中、義母から「老後のために私の部屋をつくって」とリクエストが。突然の要求に戸惑う私と、「そのくらいいい...
続きを読む実家暮らしのまま40歳を迎えた私。フリーランスとして働き、家には生活費も入れ、自分の収入で生計を立てていましたが、結婚して専業主婦になった妹からは、何かと見下されていました。「いつ...
続きを読む私は月7万円弱の年金で暮らしている70代です。ある日、長男夫婦から突然「明日からそちらに引っ越します」との電話が入りました。驚いて「どういうこと?」と聞くと……。 ★関連記事:「マ...
続きを読む出産直後の慌ただしい時期、義父母から思いも寄らない言葉を聞き、胸がざわついた体験があります。 ★関連記事:「義父母よ…どうして!?」クセ強すぎでしょ!義家族の言動に戸惑った瞬間とは...
続きを読む2度目の離婚からそろそろ10年目を迎えるアラフィフ独身の私。息子2人も手がかからなくなり、週末は自分の時間を過ごせることも増えてきました。家族ではなく恋人や友だちと週末を過ごすとい...
続きを読む子どもや夫のにおいが気になったとき、どんなふうに伝えると良いのでしょうか? 自分の体臭はなかなか気付かないもの。家族だからこそ指摘できることもあります。 …
流行の透け感ファッションに挑戦した日。楽しみにしていた外出でしたが、夫からの思わぬひと言で気分が一変し、気まずい時間を過ごすことになりました。 ★関連記 …
感染症の流行期におこなった結婚式。参列者は親族や夫婦の共通の友人のみに絞り、少人数で開催しました。後日、アルバムを開いた瞬間、思いがけない発見がありまし …
引っ越しの準備に対して、夫と私の間に思わぬ温度差がありました。慌ただしい日々を経て、衝突を経験したからこそ気付けたことについてお話しします。 ★関連記事 …
食べることが大好きな夫。ご飯だけでなく、甘い・しょっぱい関係なくお菓子も大好物です。おまけに好き嫌いもあまりありません。それに加え、幼いころに家庭の事情 …
父方の叔父が亡くなり、お通夜に参列したときのことです。成人してからは親戚で集まる機会も減っていたため、久しぶりの再会にどこか懐かしさを覚えていました。葬 …
私は在宅で翻訳の仕事をしている38歳の兼業主婦です。夫は中学2年生の娘・A子ちゃんを育てていたシングルファザー。前妻を病気で亡くしており、再婚にあたって …
40代の後半に差し掛かったころの話です。長年、京都府の郊外にある住宅街にひとりで住んでいたのですが、ご近所トラブルから精神的に不安定になり、兵庫県の某田 …