「なぜ閉経後に乳がんリスクが高まる?」医師が教える意外なホルモンの働きとは【医師解説】
乳がんのがん細胞は女性ホルモンであるエストロゲンの影響によって増殖するといわれています。閉経するとエストロゲンは減少するはずですが、乳がんの好発年齢はな …
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45歳を過ぎたあたりから気になり始めた肩や股関節、膝関節の違和感。少し動かしただけでも「ゴリゴリ」と音がしたり、つっかえる感じがしたり。痛みは伴わないもののあまり気持ちの良い感覚ではないことから、いつからか必要以上に関節を動かさないようになりました。
しかし、硬い関節のままで現在2歳の娘の運動会で一緒に走ったりできるでしょうか。少しずつ焦り始めた私は48歳になってやっと自分の関節と向き合う決意を固めたのです。
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アラフィフになって感じるようになった関節のゴリゴリ。一体原因は何なのでしょうか? 一般的によく聞くワードといえば「老化現象」。調べてみたら、体重の負荷が掛かりやすい膝に多く見られるようです。これは加齢とともに関節部分の軟骨の水分が減って軟骨が摩耗することで、関節部分の音が鳴りやすくなるとのこと。
もう1つの気になるワードがアラフィフにおなじみの「更年期」。更年期になると関節を支える組織にも多く分布している女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下するため、柔軟性が失われるといわれているそうです。アラフィフには避けて通れませんが、何らかの打開策はあるはずだと思いました。
私が今回チャレンジしたのは、関節周りの筋肉を柔軟にして軟骨の摩耗を防ぐ目的のストレッチと、エストロゲンに代わる食品を積極的に摂取する食事改善です。
夜は2歳の娘の寝かしつけとともに一緒に寝落ちしてしまうため、ストレッチの時間を作ることは諦めました。なので私のストレッチタイムは朝方4時過ぎ。娘の寝息を確認してから開始します。もともと太極拳を習っていることもあり、太極拳の先生に教わったストレッチを中心に足先から徐々にほぐしていき、硬さが気になる骨盤や肩周り、股関節を重点的に動かします。
40分ほどして体がほぐれてきたら今度はスクワット。膝の関節に負担をかけないために重要な太ももの筋肉を鍛えます。このスクワットは筋肉を鍛えるというよりは、じっくりと太ももの筋肉を伸ばす感覚でおこなうようにしています。全身のストレッチが完了したら仕上げに太極拳。ストレッチをした後の太極拳は体も伸びやすく、少しうまくなったように感じます。自己満足して1時間が終了。
体をつくるのはやっぱり食事。アラフィフになって徐々に失われていくエストロゲンに対抗するため、分子構造が似ているといわれる大豆イソフラボンを含む大豆由来の食品(豆腐・納豆・味噌・おから・油揚げなど)を、普段より積極的にとることにしました。これで関節の「ゴリゴリ」が消えたら大豆の効果はたいしたもの。
しかし、偏った食事にすることで別の弊害が出ても困るので、肉や魚はもちろん野菜や海藻、きのこ類もバランス良くとることは忘れません。基本的には豆腐とわかめと野菜の味噌汁、納豆を毎日欠かさず食べるようにしました。
不思議なものでバランスの良い食事プラス大豆食品を続けると、お菓子などの間食がほとんどなくなったのです。個人的にはバランスの良い食事によって心と体が満たされ、間食に走る必要がなくなったのかなと感じました。
現在、ストレッチと食事改善を続けて1カ月ほどになります。ストレッチの効果でいえば、朝早い時間帯におこなっているからか1日体が軽やかで以前より快適に過ごせているような気がします。体が大幅に柔らかくなったわけではありませんが、毎日1mmずつでも柔らかくなればうれしいくらいの気持ちで続けているので、1年後の体の変化が楽しみです。また、食事改善も特に制限をしているわけではないのでダイエット効果は期待していなかったのですが、不思議と1カ月で2kgほど痩せました。
まだ関節の「ゴリゴリ」とはサヨナラできていませんが、体の調子は確実に上向きなのでこれからも継続して続けたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
イラスト/サトウユカ
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