体のだるさ、足の冷え…減圧症が原因で後遺症に苦しむ日々。私が体質改善できた意外な方法は
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私はマンションの4階に住んでいますが、エレベーターがないので、外出のたびに階段の上り下りをしなければなりません。ある日、階段を上っている最中に膝に違和感を覚えました。膝の中で何かが引っかかっているような気持ちの悪い感覚。この違和感は消えることなく数日がたち……。
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私が階段を歩くときに膝の違和感がありました。次第に足の屈伸をするだけでも違和感を覚えようになり痛みまで伴うように。家の中でお風呂掃除や掃除機をかけるときも痛みを感じ、つらいと思うようになってしまったのです。
このままでは生活に支障が出てしまうと感じた私は、整形外科を受診することに。病院でエックス線撮影をしましたが異常はありませんでした。先生からは、「膝を酷使しませんでしたか? 膝にヒアルロン酸注射をすることで、個人差はあるが痛みが治まるかもしれなません」と言われました。最初は「膝に注射!?」と戸惑いましたが、ヒアルロン酸注射をすることに……。
膝に注射をしたときは、それなりに痛みを感じましたが、注射した後もしばらくはまだ膝に違和感がありました。しかし、翌日くらいから少しずつ膝の痛みが消えていくのがわかったのです。注射のほかにも、痛み止めの内服薬や湿布をもらい、それらを使用するとだいぶラクに。しかし、まだ痛みは消えず、その後も数回ヒアルロン酸注射をしています。膝への注射は慣れることができず、注射のたびに緊張し身構えてしまいますが、1回目の注射で痛みが軽減されるとわかったので、痛みに耐えて続けていました。
その後は痛みがだいぶ治まり、注射はやめて湿布のみで対処することができるようになりました。
それでもしばらくたつと、また膝の痛みをぶり返すことがあります。その際には、まず、湿布や内服薬を飲んで様子を見て、痛みがひどくならないうちに整形外科でヒアルロン酸注射をして対処しています。
また、長時間のウォーキングなど、膝を多く使うと痛みが出ることがわかりました。そのため、膝を酷使しないこと、痛みを感じたら膝を休ませて無理をしないようにするなど、徐々に自分の中でルールを作ることができるようになりました。
若いころは日常生活で膝に痛みを感じることなどなく過ごしていたため、突然の膝の違和感にとても驚きました。日常的に膝を酷使するような動作はしていなかったので、この現象は老化の1つではないかと実感しています。
ショックではありますが、大切な膝を長く元気に使うために、日々いたわっていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
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