- 2024.04.27
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がんの存在感がかすむ!がんと一緒に摘出した子宮筋腫がデカすぎてびっくり #子宮頸がんゆる闘病記 28
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更年期は、閉経を境に前後5年、10年間を指します。急激な女性ホルモンの低下や不安定な女性ホルモンの分泌から来る更年期症状、その症状が日常生活に支障を来すようになった更年期障害についての体験談を紹介します。
2年前まできちんと予定日通りに生理が来ていた私ですが、新型コロナウイルスのワクチン接種をした日から生理不順になりました。ちなみに、ワクチン1回目の3日後と2回目ワクチンの当日に不正出血があり、数日続きました。ただ、これはその後の生理不順のきっかけだったようです。
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不正出血から始まった私の生理不順は、精神的な疲労が蓄積される原因になりました。毎月順調だった生理が突然崩れたことで、精神的なストレスが大きかったからです。
40代という年齢的に、たまたまワクチン接種の時期に生理不順が重なったことが大きいですが、当初は新型コロナワクチン接種後の不正出血から始まり、まともな生理が2~3カ月に1度という状態になりました。「まともな生理」と言っているのは、明らかに生理時の症状があるのに経血量が異常に少なくなったからです。サラサラとして透明なおりもののようなものが出ただけのときもありました。
それまで生理不順を経験したことが一度もなかった私は、それがとてもショックでした。母に相談すると「更年期だろう」と言われました。たしかに年齢的にはそういった症状があってもおかしくないのですが、信じたくない気持ちも大きく、ワクチン接種が原因だと思い込もうとしていました。
実際、ワクチン接種をすることに対しての不安があり、それがストレスにつながっていたのはたしかなので、原因の一部ではあると思います。しかも、生理不順が始まってから急激に体重が増えてしまいました。これも、ショックが大きかったです。
病院に行くのは正直嫌でした。「どういう治療になるのだろう」「更年期と言われたらどうしよう」など、不安しかなかったからです。意を決して病院で診ていただいた結果、私の場合は更年期の前段階、「プレ更年期だろう」とのことでした。更年期はいずれ迎えるものと思いつつも、放置のままではつらいだろうと様子を見ながら治療も始まりました。治療といっても薬ではなく、まずは生活習慣の見直しと更年期向けのサプリメントを摂取することでした。
先生にも言われましたが、私は明らかに運動不足、ストレスフル、血流が悪いなど健康面でも良い状態とは言えないということ。そこで、毎日短時間でも散歩をすること、決まった時間にサプリメントを摂取することを徹底するようにと言われました。
まだ体調面での変化はありませんし、体重もなかなか落ちません。ただ、散歩をするようになってから精神的な面では気持ちの切り替えがしやすくなったように感じています。ここ数年は落ち込みやすく、小さな失敗でもいつまでも心に残って悩んでいました。それが少し軽くなったように思います。私の状態を見ながら今後治療法を変えていくとのことで、前向きに頑張るつもりです。
2年ほど前に生理不順が始まってから、いつ生理になるかわからない不安やストレスがありました。ただ、病院で診てもらってはっきりと症状の原因がわかってからは、少しでも症状を改善しようと思えました。すぐに症状が改善されるものではありませんし、実際に変わっていません。それでも、体調を改善するという自分の目標ができたことで前向きな気持ちになれたのです。これからも治療を続けながら本格的にやって来るだろう更年期とうまく付き合っていこうと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
【天神先生からのアドバイス】
新型コロナワクチンが直接的に不正出血を起こすことはないといわれていますが、発熱など副反応によるストレスで不正出血が起こる可能性があります。気になることがあれば、ためらわずに婦人科を受診しましょう。また、更年期症状を和らげるサプリメントについては、女性ホルモンに似た働きをするエクオールが含まれた「エクエル」をお勧めすることが多いです。
文/佐藤みほ
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