- 2025.07.05
- スカッと体験談,
「視界に入るな低学歴!」暴走部長の暴言に、本社長が放ったまさかのひと言とは
目次 1. 部長の嫌がらせが日常化 2. 逆転作戦を考案? 3. 視察当日! 視察当日! 視察当日、私たちが会社の前に立って待っていると……。やって来た …
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新大将の妻・アイは、夫にとっとと契約を切って他の安いところから仕入れるよう提案し、新大将もそれに賛成しましたが、父から受け継いだ寿司屋を営んでいる点で躊躇(ちゅうちょ)しています。そして、新たな騒動が巻き起こる予感の中、注文が入りました。若者に人気の大食い2人組が高級寿司店を紹介する動画撮影のため、100万円分の魚を注文してきたのです。契約書を交わして、この高額な注文が確定しました。
しかし、納品当日、店に行くと「100万円分の魚もう要らない」と、お魚を返品しろと言ってきたのです。この注文のために、漁師さんに無理を言って多めに分けていただいたと説明しても、らちがあきません。「キャンセルしてもお代はいただきますよ! 契約書にそう書いていましたからね」と伝えると、新大将は契約書を見せろと要求してきましたが、実はその契約書、アイによって盗まれていたのです……。だから、見せられるわけがないと強気の新大将は、1万円という無茶苦茶な金額での買い取りを要求。
100万円分を1万円でなんて、無理に決まっています。その上、「1万円で渡さないなら、今後の取り引きはなしだ! それが嫌なら、置いていけ。ついでに今後はこれまでの3割の値段で売れ!」ととんでもない要求をしてきました。私はその場で今後の取引を一切おこなわないと伝え、交渉は決裂しました。
結局、予約分の魚を確保するために新大将夫婦はスーパーをはしごしました。値引きして安く仕入れる作戦が失敗に終わったと思いきや、「スーパーで安価に確保できて結果オーライかな」と大喜び。
一方、私は勢いで出てきてしまったものの大量の魚がキャンセルになり困っていました。そのとき、目の前のお寿司屋の女将さんに会い、今起きたことを話すとすべての魚を購入してくれることに。100万円分購入されても、使い切れないんじゃないかという私の心配もよそに、使い切れる見込みがあると全部購入してくれました。私は感謝と安堵の気持ちでいっぱいでした。
そのころ、高級寿司店では新たな問題が勃発。大食いの客たちが店に現れ、魚の質に疑問を呈し始めたのです。「こいつらなんてスーパーの特売品で十分だろ。どうせ味わうことなんて知らない」と、高をくくっていた新大将は大慌て。しかもこの客たちは、事前にリサーチをしてどの鮮魚店で仕入れているのかを知っていたのです。それならばと、新大将は鮮度が良くないことを仕入れ先の鮮魚店のせいにして被害者面を始めました。
そこで私は、ボイスレコーダーをオンにしました。レコーダーには、100万円分の魚をキャンセルしたことがはっきり録音されている上に、魚をすべて買い取ってくれた寿司店の女将さんも証言してくれたため、客たちはお目当ての鮮魚店の魚が食べられると、向かいの寿司店に行き先を変更したのです。
この一件があって、高級寿司店の新大将からは「明日からもちゃんと納品するように」と言われましたが、自己都合で取引終了をほのめかしたのに勝手過ぎます。契約書にも自己都合でのキャンセルは今後の取引をおこなわないと書いていることを伝えると、アイと共謀して契約書を破棄するために不法侵入したことが明るみに。この高級寿司店の悪事が次々に発覚し、その悪名が広く知れ渡りました。そして店の信頼を完全に失い、猛バッシングの中、静かに閉店しました。
一方で、私を救ってくれた向かいの寿司店は繁盛し、元大将たちもそのお店の常連になりました。私はその寿司店と正式に契約し、今ではすっかりお得意様となっています。
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商売の中での信頼と契約の重要性を痛感する出来事でしたね。成功を手に入れるためには、良い商品を提供するだけではなく、誠実な対応で取引先との信頼関係を築いていくことが大切なのだと考えさせられます。
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