娘に「写真が下手」と言われて一念発起!映え写真を目指した結果、思わぬ事態に
私は、もともとスマホで写真を撮ることがうまくありません。娘の「下手!」というひと言をきっかけに、「映え写真」を撮ろうと決意。写真映えを追求して無理な体勢 …
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子どものころから、ストレスを感じると胃に来るタイプの友人がいました。そんな体調ともじょうずに付き合いながら日常を送っていた友人。20代のころには、胃カメラの検査でピロリ菌も除去するなど、デリケートな胃の具合には気を付けていたけれど……。まさか胃だけではなく、あんなところにもストレスの影が表れていたとは! 今回は予期せぬ症状に悩まされた友人の体験談をご紹介します。
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友人はストレスが体に出やすいタイプで、自分がそれほど大変に思っていなくてもすぐに胃が痛くなります。また、出産を経て35歳を過ぎてからは、知らないうちに小さな円形脱毛症ができ、美容院で指摘されるなんてこともしばしば。幸い、周囲の人に見つかるようなわかりやすい場所にできたことはありませんでしたが、もし気付かれたら……と常に心配をしていました。
たしかに、出産後に仕事復帰してからは何かと生活がバタバタしており、忙しく過ごしていました。しかし生真面目な友人は「子持ちで働いている女性ならみんな同じ。仕事や人間関係、育児が特別負担というわけではない! 」と自分自身に言い聞かせていたのです。それでも、たまにやってくる胃痛は悩みの種で、胃だけはいたわって生活しなくてはと、常々思っていました。
ある日、夫婦で娘を連れて彼女の実家に泊まりに行ったときのことです。泊まった翌朝、子どもが先に食事を済ませ、大人だけでゆっくり朝食をとっていました。娘がおままごとセットで遊ぶ様子を横目に焼き魚を食べていると、骨が口の中に。骨を探して取り出そうと、舌を出したり引っ込めたりしていると、目が合った母が「あんた何その舌、どうしたの? 」と声をかけてきました。友人が、「いや、魚の骨が取れなくて……」と答えると、「そうじゃなくて。舌が変だよ! 」とすかさず指摘する母。隣でご飯を食べていた夫も「何? どうした?」と彼女の舌を確認したい様子です。
友人は、両親と夫の前で自分の舌をさらすはめに。すると、べーっと出した彼女の舌にはくっきり白いふちの斑点がいくつもできているではありませんか! 両親からは「こんな舌見たことないよ、すぐ病院に行って診てもらいなさい!」と心配され、夫からは「これ痛くないの? こんな状態だったなんて知らなかった」とドン引きされることになったのです。
家族に促され病院受診を決めた友人ですが、一体何科を受診したらよいのかわかりません。ひとまずインターネットで調べると、口腔内のことは耳鼻咽喉科へとのこと。後日、近所の耳鼻咽喉科へ向かいました。
いざ診察するとなると急にそわそわしてきた彼女。順番を待っている間も、「もし、がんだったらどうしよう」「全然痛くなかったのにもう手遅れだったら……」と不安しか浮かびません。
そして診察してもらった結果は……。聞いたこともない「地図状舌(ちずじょうぜつ)」という診断でした。先生の話では、舌にできた縁が白い赤い斑点が地図のように見えるからそう呼ばれること、原因はよくわかっていないが、ストレスや偏食、ビタミン不足などである、ということでした。
実は友人、この白い縁の斑点を20代の半ばあたりから見かけていました。うっすら白くなっていた気がしても、舌についた汚れかなと思っており、痛みもないのであまり気にしていなかったのです。しかし、家族に言われて改めて自分の舌を見たとき、明らかに昔より斑点の数が増えており、気が付いた友人の母はかなり心配だったことでしょう。
結局、地図状舌には治療薬もなく、痛みがないなら特に問題ないだろうとのことで、友人はそのまま病院を後にしたのでした。
彼女には現在もまだ斑点が残っていますが、病院へ行った当時よりも減少しています。ずっと気にしていなかった症状ですが、40歳を前にして「地図状舌」という病名だったことを知りました。
気にしていた胃や頭皮だけでなく、舌にまでストレスが原因であろう影響が出ていたことに驚いた彼女。自分では気が付かなくても、体はちゃんと教えてくれているのでしょう。私はその友人と会うと、お互い元気だと思っても体はストレスを感じているかもしれないから、あまり無理をし過ぎない生活をしようと、いつも話しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係 鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。
イラスト/エェコ
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