「やっちゃった…」上司の祖母の葬儀に参列。恥ずかしさが込み上げた私の大失敗とは
目次 1. 大事な場面で大きな勘違い 2. 便が…付いた!? 3. お経の長さと静けさに包まれて… 4. まとめ お経の長さと静けさに包まれて… 小学生 …
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ある日、息子が発熱。病院に行ったり薬を飲ませたりで家事をする時間が取れなかったため、仕事中の夫に「ごめんなさい、子どもが発熱して夕食の支度が間に合いそうにないから、お惣菜を買ってきてほしい」とメッセージを送ったところ、不運にも夫は機嫌が悪かったらしく「は? お前の仕事は何なの? 飯も作れないなんて結婚した意味がない。本当に何の価値もない人間だな」との返信。看病で疲れていた私はその言葉に涙が止まらず、思わず友人に電話してしまいました。
私の話を黙って聞いてくれた友人は「ねぇ、あんたの夫さ、あんたにしか強く出られないよね。私とかの前ではニコニコ笑ってペコペコ頭下げてばっかりじゃん。多分本当は気が小さいんじゃない? あんたが強気に出れば立場が逆転すると思うよ」とアドバイスをしてくれたのです。
その友人のひと言にハッとした私。そういえば、夫は私の友人の前ではずっとニコニコしているだけでろくに話もしない。喫茶店で、ものすごく愛想の悪い店員さんが乱暴にテーブルにコーヒーを置き、夫のネクタイに染みがついたときも、店員にクレームを言ったのは私。夫は黙ってモジモジしているだけだった……。夫にきらわれたくない一心で従順でいなければと思っていた私ですが、いろいろ思い出したらだんだんと腹が立ってきたのです。
22時過ぎに帰宅した夫。わざとらしくため息をついて不機嫌オーラが全開です。いつもならこの時点でびくびくしていた私ですが、今日は違います。「息子がようやく寝たから、冷凍のうどんなら用意できるけど」と伝えると、案の定怒り沸騰。私を「はぁ? 俺が仕事で疲れて帰ってきたのに、冷凍のうどん? 本当にお前は気の利かないバカ女だ」とののしり始めたのです。
「バカ女」のひと言で私の怒りモードもスイッチオン。「は? 誰がバカだって? もう一回言ってみろよ」と低いトーンで返答しました。いつもとは違う私の姿に「え……?」と慌てふためき始めた夫。「誰がバカ女かって言ってんだよ! こっちはずっと看病してたんだよ! 子どもの命守ってたんだよ! そんなこともわからないお前がバカだ!」とまくしたてる私。
すると夫は焦って「い、いや……そんなつもりで言ったんじゃなくて……」と必死に弁明します。でも、私の怒りは収まりません「いいよ、バカ女でいいよ、とっとと離婚してやる! お前の今までの人を見下した言動を周りに全部ぶちまけて離婚だ!」と言い放ちました。
すると夫は目に涙を浮かべて「そんなこと言わないでくれ。悪かった。落ち着いて。な?」と言ってくるのです。そうして夫は「うどん、自分でするから。看病で疲れただろ? 今日はもう寝て。ね?」と言って、逃げるようにキッチンへ向かったのでした。
後日、夫婦できちんと話をして、今までのひどい言動を謝罪してもらいました。夫いわく「男らしさ」をはき違えていたとのことですが、私が「自分より弱くて立場が下」だと思ったから高圧的・支配的な態度を取っていたことは許せません。私は夫に夫婦はお互いに対等で助け合って協力して行くものだということをきちんと伝えました。
その後、夫の言動は改まりました。とはいえ、夫の顔色を気にしてきちんと思いを伝えてこなかった私にも責任があるので、これからは自分の気持ちや考えを素直に口に出していこうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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