「口元に線が?」40代が気付いたほうれい線。お金をかけず対策してみた【体験談】
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30代のころお世話になっていた矯正歯科医は歯の審美や顔周りの美容に詳しく、雑談の中で「顔の衰えが気になったら試してね」と顔のセルフケアを教えてくれました。その1つが顔の“あいうえお体操”です。教わったときはまだ大丈夫でしたが40代に入り、気になり始めた顔のたるみ。あいうえお体操を試し始めた体験談です。
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矯正歯科医によると顔のたるみは表情筋が衰えることで起こるので、体操で表情筋をトレーニングすることで改善につながるそうです。また、紫外線や乾燥も原因なので、顔の保湿ケアが大切だそうです。体操では顔全体を大きく使うため、血行が良くなり、「明るい笑顔にひと役買ってくれるかも」とも。
実は、顔のたるみ改善のほかにも、私があいうえお体操を始めた理由があります。それは子どもと遊んでいて、涙が出るほど大笑いしたとき。筋肉が引きつったように、頬に痛みが走ったのです。心当たりと言えば、もともと大笑いするタイプではないことに加えて、マスク生活や人と顔を見ながら会話をする機会が減っていたこと。そういったことが重なり、知らず知らずのうちに表情筋が衰えていたのだと思います。
なるべく子どもには表情豊かに接していたい育児中の私にとって、表情筋の衰えの自覚は衝撃的でした。表情筋のトレーニングは、顔のたるみといった美容面だけでなく、生活面からも必要だったのです。
いつでもどこでもできるあいうえお体操ですが、私はよく鏡の前でおこなっています。鏡に映る自分の顔がとても楽しく、自然に笑みがこぼれて元気になるからです。または子どもとの入浴中に湯船に浸かりながら「にらめっこ勝負!」とおこなうこともあります。よほどおもしろい顔なのか今のところ負けなしです。
あいうえお体操の前には、血行を良くして効果を高めるために、首のストレッチをしています。矯正歯科医は、首の筋肉は顔とつながっているため首をほぐすと効果が上がると言っていましたし、体操後は顔の保湿ケアも大切だと教わりました。
首のストレッチの方法は以下の通りです。
まずは首の側面を伸ばします。左手を頭の上から右耳を押さえるようにかぶせて首をゆっくり左に倒していき、首の側面が気持ち良く伸びたところで15秒キープしてゆっくり戻します。反対側も同じように右手を頭の上から左耳を押さえるようにかぶせてゆっくり首を右に倒し、15秒キープしてからゆっくり戻します。
次に、両手を頭の後ろで組んで軽く頭を前に押していき首の後ろ側を伸ばします。前かがみにならないように気を付けながら15秒キープしゆっくり戻します。ここまでで1セットです。
心地良いストレッチですが、あくまで顔の体操の準備ですので、首の神経に負担をかけてしまわないように、私は2セットまでで終えてあいうえお体操に入っています。
あいうえお体操は思い切り全力で「あいうえお」の顔をするだけです。声に出しても出さなくても良いのですが、ゆっくりと顔全体の筋肉を均等に広げたり縮めたりすることを意識して、1語につき8秒ずつ顔の動きをキープします。
まず「あ」は、眉毛をできるだけ上に上げ、口や目、鼻の穴も、これ以上開けないという限界まで大きく開きます。
「い」は、上下の歯は合わせたまま、口を横に大きく両頬を外側に引っ張るイメージで力を入れます。
「う」は、ものすごく酸っぱい食べ物を口に入れたイメージで口をできるだけすぼめて、目、鼻、口、頬全部が顔の中心に集まったようにぎゅっと力を入れます。
「え」のときの目も「あ」のように大きく見開きます。口も開きますが口角はできるだけ上げて笑顔で、感情で言う喜びの「え」の顔です。
「お」も目を見開いて、口を縦に大きく開けます。眉毛もできるだけ上げて、顔全体を縦に動かすイメージです。
楽しい体操ですが過度におこなうと顔の皮膚の負担になり顔のシワにつながるそうで、矯正歯科医は「顔体操は隔日に1セットでも良いよ。毎日の食事を左右バランス良くしっかりかんで食べると顔のたるみを防げるよ」と言っていました。
週に3回ペースであいうえお体操を始めてから1カ月がたち、顔のたるみは変わりませんが幸い大きく笑っても頬が痛まなくなりました。子どもに気持ち良く笑えるようになりひと安心です。落ち込むようなことがあっても、あいうえお体操をおこなうと心から笑えて、前向きな気持ちになれるのもありがたいです。
美容の面では、まだ始めて1カ月ということもあり変わりませんが、ただ、前向きに考えると現状維持には役立っているかもしれず、少なくても現状維持できれば今後のたるみ予防にはなるかもと期待しています。これからもあいうえお体操を続けて、日々を表情豊かに、晴れた笑顔で過ごしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
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