「お願い、落ち着いて!」運転するたび豹変する夫。家族はいつもヒヤヒヤ…!【体験談】
夫には、「ある変化」が訪れることを結婚後に知りました。それは車のハンドルを握った瞬間。付き合っていたころはそんな素振りは見せなかったのに、まるで別人格が …
ウーマンカレンダー woman calendar
床に座った状態で手を伸ばしたその瞬間、今まで経験したことのない激痛が腰に! ベッドから起き上がるたびの激痛、寝返りを打つにも痛みで思うように体を動かせず、体全体が硬直状態の日が7日ほど続きました。その後、整形外科で伝えられた診断結果に驚いた体験談を紹介します。
★関連記事:下半身に激痛! 歩くことも困難なほどの痛みも生じるという「坐骨神経痛」とは?【医師監修】
忘れもしない、私が40歳のときの元旦。新しい年が始まり清々しい気持ちと、今年もいい年でありますようにと願うような朝でした。前日から仕込んだおせち料理や、でき立ての湯気が立ったお雑煮を家族で囲んでいるときにそれは起こりました。
私の席からは手が届かない位置にあるおせち料理を取ってもらうため、家族に小皿を渡そうと少し腰を浮かし、お皿を持った手を伸ばしたその瞬間です!これまでに聞いたことはあったけれど経験したことがなかった、まさに稲妻が走るような痛みが腰に走ったのです。あまりの痛みに声も出ず、浮かした腰を元に戻すこともできないほどの激痛。息をすることも忘れ、脂汗がにじみ出てくるのがわかりました。
心配する家族の声が遠くに聞こえましたが、数cm程度でも動けばさらに激痛が走るということを直感的に感じ取っていたため、まずは呼吸を整え、痛みを感じないようにゆっくり少しずつ腰を下ろすのが精一杯でした。たったこれだけの動作に3分はかかったと記憶しています。
慎重に慎重を重ね、やっと腰を下ろせたのですが、それで痛みが治まるわけではありません。ついさっきまで空腹だったのに腰の痛みで一気に食欲がなくなり、お雑煮はひと口も食べることができませんでした。
痛みに耐えられず、自分のベッドに移動することに…。しかし私の部屋は2階で、十数段の階段を上っていかなければなりません。立ち上がること自体が恐ろしく、床をはうようにしながら食事の席を後にしました。
「この体勢で階段を上り切れるのか?」と思いながらも、とにかく自分のベッドで横になりたいという一心で、階段1段1段もはうように上っていきました。深呼吸をしながら、急な動きをしないようにゆっくりゆっくり。このときばかりは、階段の手すりのありがたみが身に染みました。
そして、最後の難関は床とベッドの段差でした。こんなときはいつもより高く感じます。まずは立ち上がる体勢を整えテーブルに手をつき、足の部分だけ立ち上がりました。腰は曲がったままの前かがみの体勢なので、自分の太ももを杖代わりにするように両手を置き、痛みを感じながら手の位置を少しずつおなか側に移動しながら上半身を伸ばし、何とかベッドに横たわることができたのは食事の席を離れてから5分後くらいでした。いつもなら30秒以内で移動できる距離です。
それから数日間、寝返りはおろか、横になっていること自体がつらい日が続いたのです。初めの数日は痛みで食事はできず、トイレに行くにもとても勇気がいりました。その結果、動くと痛いので、なるべく水分をとりたくないという悪循環です。数日間は、「痛い、いたたた……」という言葉しか発していませんでした。
結局、会社の仕事始めにも間に合わず、長いお正月休みをいただくことに…。元日の激痛から約7日後、なんとか立ち上がり、家族に整形外科に連れて行ってもらいました。エックス線検査後、診察室で医師に告げられた病名は脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)。背骨にある神経の通り道の脊柱管が狭くなってしまう病気です。
私の場合は小学生のころから日常的に運動を続けていたことも原因の1つと言われ、「手術以外で治ることはないから、とりあえずはうまく付き合っていくしかないね」とのこと。翌日からコルセットを着けて出勤しましたが、初めて使うもので装着位置や締め具合がわからず、さらにデスクワークのため腰から背中、首が凝り固まり頭痛に悩まされる日が続きました。腰痛よりも頭痛がつらく、コルセットを外してしまう日も…。
コルセットを外して歩いてみると、心も体もコルセットの支えに頼り切ってしまっていることに気が付き、痛みのある今は仕方ないけれど、将来的にこれではいけないなと感じました。
2週間ほどで腰の痛みはなくなり、不安ではありましたがコルセットからも卒業することにしました。病院で診てもらったのは、この1回のみ。その後は腰に負担がかかる体勢や動きをしないように膝をうまく使うことや、ストレッチで腰周りをほぐし、冷やさないようにインナーやカイロを利用して注意しています。
腰は文字通り、体の要であることを痛感した出来事でした。当時はつらい経験でしたが、自分の体のことを知ることができ、うまく付き合っていくコツがわかるようになったことは、今の私にとってはプラスなことだったと思います。
今のところ40歳のときと同様の激痛は経験していませんが、2回ほど予防的にコルセットを使用しました。さらにストレッチや温めを積極的におこなうことで2回とも短期間で回復できたため、判断は間違っていなかったと思っています。今後の生活の中でも、自分の体の状態をしっかりと感じ取りながら、元気に過ごせる日を増やしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
イラスト/マメ美
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
私の夫は昔から性欲が強く、若いころはレスポンスできていた私。でも、30代に突入し、子育てに追われる日々の中で、体力的にも精神的にもつらくなってきました。 ★関連記事:「性欲が落ち着...
続きを読む現在40代のオムニウッチーさんの初めての彼は会社の先輩でした。当時のヤバすぎる社内恋愛エピソードを振り返ります。 彼の母親の誘いで、彼が加入している宗教団体の会合に行くことになった...
続きを読む私の夫は、弁護士になるべく浪人中の実の弟に毎月仕送りを継続。私も、努力をしている義弟に協力すべくできる限りのことはしてきました。しかし、仕送りのために私たちの生活も苦しくなり、つい...
続きを読む私たち夫婦は7歳差で、夫が年上です。彼は日ごろから運動を欠かさず、見た目も気持ちも若々しさを保っています。しかし、その若さが時に、私にとってちょっとした悩みの種になることもあり……...
続きを読む私は高校卒業後、祖父が社長を務める会社で秘書をしています。ところが祖父は、昔から私の弟ばかりをかわいがり、甘やかして何でも買い与えてきました。ワガママ放題に育った弟は、「男は学歴」...
続きを読む夫には、「ある変化」が訪れることを結婚後に知りました。それは車のハンドルを握った瞬間。付き合っていたころはそんな素振りは見せなかったのに、まるで別人格が …
コロナ禍で体温を測る機会が増え、いつ測っても体温が低い、35度台という数字が出て驚いた人も多いのではないでしょうか。いつも35度台だと「私ってもしかして …
現在40代のオムニウッチーさんの初めての彼は会社の先輩でした。当時のヤバすぎる社内恋愛エピソードを振り返ります。 某宗教団体の会員である彼と距離を感じて …
イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は秋バテについてお届けします。 ★前の話 テレビで初 …
私の知人は現在54歳、夫と義母と3人暮らしです。知人には2人の子どもがおり、すでに2人とも実家を離れています。当時、知人は子どもがいなくなった家で、夫と …
若かりしころのことです。新しいパジャマで彼を驚かせようとした夜、思いも寄らないハプニングが起こりました。いちゃつく私たちが見たものとは。 ★関連記事:4 …
「ストレス太り」という言葉をよく耳にします。たしかにストレスがたまると、暴飲暴食をしやすくなって、結果太ってしまうということも……。実は、ストレス太りし …
私の夫は高学歴で大企業に勤めており、高収入であることを常に自慢しています。しかし彼は給料のほとんどをひとりで使い、私や娘には最低限の生活費しか渡してくれ …