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胃酸が逆流して食道に炎症を起こす「逆流性食道炎」。40~50代に多い病気ですが、実は意外な日常習慣が原因になることも。症状や注意するべきポイントについて、きくち総合診療クリニック院長の菊池大和先生に教えてもらいました。
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教えてくれたのは…
監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

逆流性食道炎とはどんな病気でしょうか?
「逆流性食道炎とは胃液や食べ物など胃の内容物が逆流し、食道に炎症を起こす病気です。胃液に含まれる胃酸は強力な酸性であるため、症状が進むと食道のただれ、食道潰瘍(しょくどうかいよう:食道の粘膜に深い傷が見られる症状)を引き起こします」(菊池先生)
どんな症状が起こりますか?
「初期症状としては胃の内容物がせり上がったことによる胸焼け、げっぷが見られます。げっぷは健康なときでも出ますが、逆流性食道炎の場合は頻回なのが特徴です。慢性化してくると食道のダメージが深くなり、食べ物が飲み込みにくくなる、喉から胸にかけて痛みが生じるなどの症状が現れます」(菊池先生)

「暴飲暴食や早食いをすると、胃酸の分泌が増えます。また胃の中に食べ物が長く残っているため食道に逆流しやすい状態になります」(菊池先生)
「食後、すぐに横になると胃の内容物が食道に流れやすくなり、逆流性食道炎を招く原因に。食べ物を消化するには時間がかかるため、夕飯は就寝の2時間前には済ませるようにしましょう。特に胸焼けが強いときは食べる量も少なめにしてください」(菊池先生)
「脂肪の多い食事やアルコールは胃酸の分泌を促します。アルコールは胃の入り口を締める下部食道括約筋を緩みやすくします」(菊池先生)
「ストレスにより自律神経のバランスが崩れると胃酸の分泌が過剰になり、逆流性食道炎の原因になります」(菊池先生)
「便秘で腹圧が高まると胃が圧迫され、食べ物が腸に流れず食道に逆流しやすい状況になります」(菊池先生)

逆流性食道炎は中高年の患者さんが多いと菊池先生は言います。
「子育てや仕事、介護と多方面でストレスを抱えやすい40~50代は逆流性食道炎に注意したい年代です。加齢により、下部食道括約筋の働きも低下しますから、規則正しい食生活を心がける、できるだけリラックスする時間を作るなどして日ごろから予防に努めましょう」(菊池先生)

逆流性食道炎の市販薬もありますが、どんなときに受診すると良いでしょうか?
「食道の病気の中でも、逆流性食道炎は軽症の部類です。とはいえ、食道がんなど大きな病気が隠れている恐れもありますから、症状があったら受診しましょう。病院に行くまでの応急処置として、市販薬を使用してください。セルフケアとしては消化の良いもの、小食を心がけて胃酸の分泌を抑えるようにすると良いですね。
20年くらい前までは食道潰瘍になる患者さんが多くいましたが、近年は良い薬が出ているので重症化するケースはあまり見られなくなりました。逆流性食道炎は生活習慣の改善と処方薬で十分治る病気です」(菊池先生)
心と体の負荷は意外なところに現れます。げっぷ、胸焼け、喉のつかえ……。気になるときは逆流性食道炎を疑って、病院を訪れてみることをおすすめします。
取材・文/中澤夕美恵(50歳)
出版社、編集プロダクションを経てフリーになって約20年。スポーツジム通いに目覚め、せっせと運動に励むものの1年で1kgしか減量しておらず、ズッコケる。いつか痩せると信じて今日もジムへ……。
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