「まだ時間あるよ」うながしても引っ越し準備を後回しにする夫。妻の不満が募り続けた結果
引っ越しの準備に対して、夫と私の間に思わぬ温度差がありました。慌ただしい日々を経て、衝突を経験したからこそ気付けたことについてお話しします。 ★関連記事 …
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2023年の5月に骨粗しょう症検査を受け、それから薬の服用による骨粗しょう症の治療を開始しました。医師より生活指導がありましたが、正直に言うとあまり良い患者とは言えませんでした。というのも、処方された薬を飲み忘れることがあり、指導された運動もしなかったからです。そんな私を待ち受けていたのは、予想外の検査結果でした。
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2023年5月に腰を痛めたことがきっかけで病院を受診し、骨密度検査を受けました。内科でしたが、DEXA法という骨密度測定装置があり、正確な骨密度を測ることができる病院です。
初回の骨密度検査の結果、私の背骨の骨密度は同年代でも良い値で100人中18番でした。腰を痛めて受診をした私は思ったよりも良い結果で安心したのですが、それもつかの間、大腿骨(太ももの骨)の骨密度は100人中90番と悪い結果に。背骨の骨密度はいいのに大腿骨の骨密度が低い理由は医師もわからないようで教えてもらえなかったのですが、そのときに医師から指導されたのは、とにかくバレーやウォーキングなどの骨に刺激を与える運動をすることと、無機リンが多い食品はとらないことでした。
医師によると、処方された薬を飲むとカルシウムの吸収が良くなると同時に、無機リンも吸収しにくくなるそう。無機リンは、インスタント・レトルト食品や加工食品、ファストフードなどに入っているそうで、乳製品も無機リンが多いので、骨粗しょう症だからといって乳製品を多くとることは控えるようにと言われました。
また、医師は会話の中で「昔の日本人はよく魚を食べていたので、骨密度が高かった可能性がある」ということも話していました。
初回の検査から約7カ月後、2回目の検査の日となりました。医師からは以前、「次の検査は11月にしましょう」と言われていましたが、初回の検査料金が約10,000円だったこともあり、金銭的な事情から検査は1月にすることに。
今回の検査内容は、身長、体重の測定、DEXA法による大腿骨と背骨の骨密度検査、尿検査だけで初回にあった血液検査や骨のX線検査はありませんでした。ただし、前回の診察時に血液検査をおこなっていたので、今回の骨密度検査の結果とともにその血液検査の結果も教えてくれる予定です。
DEXA法による検査方法は、大きな機械に横たわって検査技師から指示された2通りの姿勢で撮るだけです。機械の大きさは人が1人横たわれる程度。10分くらい寝ているだけの状態なので、痛くもかゆくもなく、私はただ動かずにぼんやりと横になっていました。あっさりと検査が終わったので待合室へ行き、椅子に座って結果を待ちました。
待合室で待っていると看護師に呼ばれ、診察室に入りました。私の予想は、骨密度がキープできていたら良いかなというくらい。というのも私は不真面目な患者だったたからです。
最初の骨密度検査からこの日まで、薬を飲むのを忘れていて飲まない日もありました。また、通勤では少し自転車を使っているものの、医師によれば「自転車では大腿骨の骨密度は向上しづらい」と言われていたのに、医師のすすめる運動も積極的におこなっておらず……。
1つおこなったことといえば、少し魚料理を食事に増やしたことでした。また、もともと自炊が主な私にとっては無機リンの摂取はあまりないかなという感じでした。医師の指導を真面目にしなかったことから、骨密度の向上は期待できないのでは? というのが予想でした。
ところが結果は、背骨の骨密度が「+ 2」、大腿骨も「+ 1」で、少し上がっていると言われて驚きました。「まさか上がっているなんて!」。なぜ上がったのか聞いたところ、薬の効果だろうとのことで、意外な結果にほっと胸をなで下ろしました。また、血液検査の結果も良好で、無機リンの値も正常とのことでとても安心しました。
心配していた検査費用は、生理だったため尿検査ができず、尿検査を含まない金額で約2,000円でした。想像よりもとても安くて驚きました。この日は初回の検査と比べて検査数が少なかったためだと思います。
医師の指導の通りには生活改善をおこなわず不真面目な患者でしたが、今回はうれしい結果となりました。とはいっても、大腿骨の骨密度が低いのは変わらないので、今後は医師の言う通り骨を刺激する運動をしたいと思います。また、薬の服用も忘れないようにしたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
イラスト/sawawa
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