「不注意なんだよね」店長の冷たいひと言で信頼が崩壊。職場での人間関係構築の難しさを痛感
あるお店の受付としてパートを始めた私。店長と2人きりの職場で、親しい関係を築こうとプライベートな話をしていましたが、ある出来事をきっかけにその信頼が崩れ …
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現在44歳の私。40歳を過ぎてから人間ドックを受けるようになりました。先日の人間ドックの便潜血検査で陽性が出て、初めて大腸内視鏡検査に進みました。自覚症状は何もなかったのに、結果はまさかの病気が判明! 元気なつもりでも、40歳を過ぎたら検査を受けるべきだなと実感した私の体験談をお伝えします。
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人間ドックの項目の1つに便潜血検査があります。これまで異常のなかったこの項目について、2024年は提出した2回のうちの1回分に潜血陽性反応が出たとのこと。初めてのことだし、2回ともならまだしも1回だけの陽性反応。「たまたま何かのはずみで血が混じったのだろう、大丈夫だろう」と思いました。
大腸内視鏡検査を受けるようにと書かれていましたが、その検査は大変みたいだし、恥ずかしいしと、どうも気乗りがしません。来年も潜血陽性反応が続いたら内視鏡検査を受けようかと考えました。
とはいうものの、ちょっと気になる私。大腸内視鏡検査についてネットで検索すると「40歳を過ぎたら一度は受けるように」と多く書かれていました。「やはり受けるべきなんだろうか……」と心が揺らぎ始めます。
ちょうどこの時期、知り合いから「大腸内視鏡検査を受けたけれどそんなに大変じゃなかった」と聞いたことで、心が動きました。「念のために受けておこう」と大腸内視鏡検査の予約に進みました。
いざ、大腸内視鏡検査に臨みます。下剤を飲むのは大変でしたが、検査自体は、鎮痛薬で眠っている間にいつの間にか終わりました。
検査後の医師からの言葉が衝撃的でした。「ポリープと腫瘍の疑いがあるものが見つかりました。ポリープは切除しました。腫瘍の疑いがあるものは生検に回します。まだ小さいものです。検査を受けてよかったですね」と言われたのです。
自覚症状らしいものは何もないのに、私の体の中にポリープと腫瘍があったとは。がんの疑いを告げられて、見えている景色が一気に変わった気分になりました。自分の命は限りあるものかもしれない。まだ子どもも小さいのにどうしよう……。家に帰ってからは、ネットで情報を集め落ち着かない日々を過ごしました。
生体検査の結果は、見立て通り早期のがん。大学病院で切除することになりました。早期発見だったので切除で対応できるようです。「検査を受けてよかったですね」と先生から3回は言われました。
思いがけず判明したがんでしたが、切除できる状態で見つかり、本当によかったです。もし来年まで検査を受けなかったら、もっとがんが大きくなっていたり転移していたりしたかもしれません。
「40歳を過ぎたら一度は検査を」という言葉は本当でした。「自覚症状がなくても、自分は元気なつもりでも、検査は必要なんだ。受けてよかった」と心から思う日々です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
文/あじ きょうこ
イラスト/マメ美
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