「ママ臭い!」と言われそうで怖い…40代で気になり始めた私の変化【体験談】
もともと、そこまで気にしていなかった自分の口臭が、40代になってからとても気になるようになりました。そんな私の口臭対策についてお話しします。 ★関連記事 …
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紅茶好きの私は、若いころから歯の着色汚れをケアするために定期的に歯科医院で歯のクリーニングをしていました。しかし、新型コロナが流行してからは、持病があるため感染の可能性がある歯医者を敬遠。気が付けば5年もご無沙汰している間に、着色汚れと加齢による歯の黄ばみが気になり始めました。そこで、久しぶりに歯科医院を受診。以前から興味のあった審美歯科についても、プロにお話を聞いてみました。
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私は歯並びがあまりよくない上に、紅茶が好きでよく飲むせいか、若いころから歯の着色汚れに悩まされていました。着色汚れの原因は、お茶やコーヒー、ワインなどに含まれるポリフェノールの一種、タンニンだといわれています。もちろん、日々の歯磨きにも気を付けていますが、歯の付け根や歯間などにどうしても汚れが付いてしまいます。そこで年に1回、歯科医院で歯科検診を兼ねてクリーニングを受けていました。
歯のクリーニングは、虫歯や歯周病を予防するための保険適用内の処置です。歯科検診後、歯磨きでは取れない歯石を除去し、歯の表面を器具で滑らかにしてくれるのですが、このときにある程度の着色汚れは落ちます。所要時間は約30分で、料金は2500円程度です。
しかしコロナ禍の間、歯のクリーニングを5年も休んでいたせいで汚れは蓄積。おまけに、歯そのものの色が黄ばんできたのも気になっていました。歯に自信がないと、人と会って話したり食事をしたりするときも無意識に口元を隠してしまいがち。メイクをしても、歯の黄ばみで顔がくすんで見え、口紅もきれいに映えません。
そこで久しぶりに歯医者でクリーニングを受け、歯の黄ばみについても相談することにしました。
歯科医院では、まずいつもの歯科検診とクリーニングをしてもらいました。着色汚れはこれで大部分が落ちましたが、やはり5年分の頑固な汚れが細部に残っています。今回は歯の黄ばみも気になっていたので、歯医者でできる保険適用外の審美的な処置について、説明してもらいました。
歯の黄ばみには「生活習慣による着色」と「加齢による変色」があるそうです。生活習慣による着色は、歯の外側を覆うエナメル質に食品やたばこによる着色物質が付着するのが原因。一方、加齢による変色は、歯を白く見せるエナメル質が薄くなるとともに、エナメル質の下にある黄みを帯びた象牙質の色が新陳代謝の低下で濃くなり、これが透けて見えるというお話でした。
エナメル質を白くするには、薬剤を使った歯の漂白「ホワイトニング」が有効ということですが、私の場合、生活習慣による着色のほかに加齢による変色も進んでいると考えられるので、あまり大きな変化は期待できないかもしれないと言われました。また、ホワイトニング材は歯の詰め物や被せ物には反応しないとのこと。効果は永遠ではなく色戻りもあるので、半年~1年に1度はホワイトニングを繰り返す必要があり、1回約1万円するので経済的にはなかなか難しいと感じました。
そこで今回勧めていただいたのが「ジェットクリーニング」。細かいパウダーをジェット噴射で歯に吹き付け、細部の汚れまで取り除く処置です。保険適用内のクリーニングで取り切れなかった汚れはもちろん、歯のくすみや歯周病菌まで、これで一掃できるとのこと。ホワイトニングほどではないにしろ、一段明るい色になるというので、今回はこのジェットクリーニングを料金5500円でお願いしました。
2週間後、人生初のジェットクリーニングを受けるために再来院した私。椅子に座るとパウダーが飛び散るからと、目鼻と襟元をタオルで覆われました。まるで高圧洗浄機のように、器具から勢いよく飛び出すパウダーが歯に当たって飛び散っているのがわかります。ごくまれに歯や歯茎に痛みや刺激を感じる人もいるそうですが、私の場合、痛みを感じることはありませんでした。
時々口をゆすぎながら、約30分で終了。鏡で確認すると、前回のクリーニングで取り切れていなかった汚れが全部なくなっていました。舌で歯を触ると隅々までツルツルです。何より、気になっていた黄ばみが薄くなり、歯の色がワントーン白くなっているのに大満足。納得の仕上がりでした。
5年分の着色汚れを一掃できたばかりか、黄ばみも改善できたことで、顔色が明るく見え、メイク映えもするように。鏡で口元を見るのが楽しみになりました。半年に1度、検診とクリーニングをすれば、審美歯科に手を出さなくともこの状態は保てるとのこと。これをきっかけに、定期的なクリーニングを復活させ、きれいで健康な歯を保っていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
イラスト/sawawa
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