「口元に線が?」40代が気付いたほうれい線。お金をかけず対策してみた【体験談】
ふと鏡に映った顔を見たとき、これは何? 口の両端近くにうっすら線のようなものが……。「もしや、ほうれい線!?」と鏡を見てハッと驚いてしまいました。口元周 …
ウーマンカレンダー woman calendar
ある日、おなかにプックリとした小さな膨らみができました。「虫にでも刺されたかな?」と思っていたらまさかの診断でした! そうとは知らずに放置していたら、ある日膨らみが急に大きくなり破裂して……。手術を2回することになってしまった私の体験談です。
★関連記事:「臭い!」夫のできものから流血して痛みも…膿を取り出すと魚が腐ったニオイが!できものの正体は
ある日、入浴前にふと自分のおなかを見ると、小さくてプックリと膨らんだ部分を見つけました。それは赤くなく、全体的に腫れているわけでもなく、ちょっとしたしこりのような感じになっていました。しかし私は「ん? 虫にでも刺されたかな?」と、このときはまったく気にしていませんでした。
しかし日がたつにつれて、その膨らみが少しずつ大きくなっていきました。だんだんとその部分が赤くなり始め、どうやら炎症を起こしているようでした。
「これはおかしいな。そろそろ病院へ行ったほうがいいかな?」そう思ったもののすでに遅すぎたようで……。この後、私の身にとんでもないことが起きてしまうのです!
その日、炎症した部分を気にしつつ普通に入浴をしました。湯船に浸かっていたとき、ふとおなかを見ると炎症した部分にお湯が入ったのか、どんどん膨らみが大きくなっていきました。
「何これ!?」と驚いていると、なんと皮膚が破裂! まるで風船が割れたように皮膚が破れてしまいました。
そして破れた部分からは、少量の出血とともにドロドロとした膿のようなものがたくさん出てきました。「これはまずい!」と思い、次の日に皮膚科のある病院へ行きました。
翌日、私は皮膚科を訪れました。皮膚が破れた部分を見せると、医師から「これは粉瘤だ」と言われました。粉瘤は皮膚の内側に袋ができて、そこに角質や皮脂がたまってできた腫瘍の総称で、時間とともに大きくなっていくそうです。
医師は炎症した部分を指でギュッとつまんだり押したりして膿を排出し、そこで診察が終わりました。帰宅後、気になって粉瘤について調べてみると、一般的には手術をして治すようでした。
しかし私が行った皮膚科では手術をおこなっておらず、外科で手術をおこなわなければいけないようでした。そこで翌日に外科へ足を運び、手術を希望する旨を話しました。
私が行った外科では、当日に手術をしてもらえました。病院によっては予約して後日に手術というところもあるようです。
しかし「粉瘤が破裂していると袋がうまく取れないんだよなぁ。今日は膿を出すだけにしておくから、次に再発したら手術かな」と言われました。
手術後は抗生剤を飲んで、しばらく患部の消毒のために病院に通い、順調に傷がふさがってホッとひと安心。
しかしそれから2年半後、忘れていたころに手術をした部分が再び炎症を起こして痛みが出てきました。再度同じ外科で診察を受けましたが「これだけ炎症しちゃうと袋が取り切れないかも。今回はしっかり取っておくけれど、また手術になるかもしれない」とのことでした。
こうして私は2度目の粉瘤手術を受けました。最初にしこりのような膨らみを自覚したときに、すぐに病院へ行っていれば結果は違っていたのかもしれません。
ある日、気付いたおなかのしこりみたいな膨らみは、粉瘤という皮膚疾患でした。しかし、私にはその知識がなかったため、症状がひどくなるまで放置してしまいました。その結果、粉瘤部分の皮膚が破裂し、手術でしっかり袋を取り除けず再発してしまいました。
最初に皮膚のしこりに気付いた時点で、外科に行っていればと後悔しています。早めの受診の重要さを痛感した出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
★関連記事:「なんか臭い!」できものから異臭!?体内で破裂する可能性もある粉瘤って一体何?【医師解説】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
もともとは顔が小さく、人から小顔でいいねと言われていた私。ところが40代も後半に差しかかったある日、鏡を見てビックリ! 顎の下に肉が……それが二重顎に見えて少し目立っていました。シ...
続きを読む41歳から、肌荒れに悩むようになりました。さらには感染対策でマスクを着用する頻度が増え、「マスクを着用すると肌が荒れる。でも、マスクをはずすと肌荒れが目立ってしまう」と悩むように。...
続きを読む年齢とともに体重が微増し、健康診断を受けるたびに血圧や血糖値の高さを指摘されているのにもかかわらず生活をなかなか変えられない……。そんな悩みを抱える人におすすめの食材が「あずき」。...
続きを読む唇が荒れるたびにリップクリームで対処してきたのに、唇の荒れが以前よりも深刻になってしまい、ていつものリップクリームでは追い付かなくなってきました。そんな悩みに手応えを感じたアイテム...
続きを読む更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第7話。今回は肌の悩みについて。開き切った毛穴をなんとかする...
続きを読むふと鏡に映った顔を見たとき、これは何? 口の両端近くにうっすら線のようなものが……。「もしや、ほうれい線!?」と鏡を見てハッと驚いてしまいました。口元周 …
42歳になったある日のこと。突然、服が肌に擦れるとピリピリとした違和感を覚えました。気になって見てみると、肌にじんましんができていて……。 目次 1. …
唇が荒れるたびにリップクリームで対処してきたのに、唇の荒れが以前よりも深刻になってしまい、ていつものリップクリームでは追い付かなくなってきました。そんな …
若いころから色素沈着があったくるぶし付近。ずっと変わらないと思って放置していましたが、ある日ふと、「あれ? くるぶしって、こんなに主張してたっけ?」と気 …
鏡を見ると首の鎖骨あたりに、小さなポツポツがある私。以前はこんなものがなかったはずなのに、と少し悩んでいます。いつごろからあるかも思い出せないのですが、 …
40代後半のころ、鏡を見ると首にポツポツと直径0.5mmくらいのできものが。小粒であまり気にならないのでそのままにしていました。でも、同年代の友人とお茶 …
私は割と几帳面であるとか神経質であるなどと、人から評されるタイプの性格です。そのためお風呂に入る際も、洗い残しがないように丁寧に洗うようにしています。そ …
ある日今まで見たこともなかった、虫刺されよりも大きい腫れ物が腕に出現。その後、足やおなか、おしりにまで続々と……。診断の結果、じんましんの症状だと判明し …