「老けたね」と娘に言われた45歳。だるくて動けない私が宅食と華道体験で抜け出した負のスパイラル
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ウーマンカレンダー woman calendar
更年期は、閉経を境に前後5年、10年間を指します。急激な女性ホルモンの低下や不安定な女性ホルモンの分泌から来る更年期症状、その症状が日常生活に支障を来すようになった更年期障害についての体験談を紹介します。
その場しのぎの状態が続き、めまいや頭が重い、のぼせるような感じがある、 朝起きられない、血圧が少し高いなどの更年期症状もあったため、婦人科に行くことに。そして、費用10,000円ぐらいの更年期検査(血液検査)を受けてみました。
結果は年相応の数値。更年期症状の緩和に「しばらく漢方薬の桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を飲んでみますか」と先生に言われて2カ月ぐらい飲んでみました。でも、なんとなく体調が良くないときに効くかなぁといった感じ……。
3回目の診察で「漢方薬だけでなく貼るタイプのホルモン剤(パッチ)を使ってみますか?」と言われました。わずか3cmほどの小さなパッチを使用してみると、なんと効果てきめん。貼って数日ほどで以前の痛みがウソのように消え、肩の重りは消えました。
このパッチ、入浴後におへその横に貼ったまま週2回貼り替えるのみ。ホルモン補充療法(HRT)の1つだそうです。私は大丈夫でしたが、医師によると、人によっては生理が長引いたり、太ったりする場合もあるとのことでした。
デスクワークにつきものの肩凝り。私はホルモン剤のパッチを貼ることで見事に解消することができました。肩凝りといった一見更年期とは関係のなさそうな症状でも、更年期が影響していることもあるのは驚きました。これからも明るいアラフィフ人生を過ごすためにも、このホルモン剤のパッチとうまくつき合いながら日々を過ごしたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。
2013年より神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や更年期を中心に女性のヘルスケア領域に長く従事。2025年9月には、恵比寿に婦人科・美容皮膚科Takushi clinicを開業。更年期ドックでの女性特有の健康評価から治療までを、経験豊富な産婦人科女医がワンストップで提供。心身の不調が特徴な更年期の揺らぎ世代を対象に、“女性医療コーチング”という新スタイルで全人的なサポートをおこなっている。また、Instagram(@takumina _clinic)や、podcast「女性と更年期の話」、YouTubeチャンネル「8時だヨ 更年期全員集合」などを通じ、幅広く情報発信をおこなっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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