「まさか私が?」更年期のストレスでドカ食いの日々。50代で突然下った診断とは
目次 1. 更年期のストレスから糖尿病に 2. 体調管理のための体型管理 3. つらくても前を向いて 4. まとめ つらくても前を向いて 努力しても血糖 …
ウーマンカレンダー woman calendar
やがて、夫が車内での喫煙をやめたことに気付きました。運転中はたばこを吸わず、必ずコンビニやサービスエリアに立ち寄って喫煙所で吸っています。他人からのたばこの煙にも敏感になり、私のそばで喫煙する人がいるとさりげなく移動して気づかってくれるようになりました。夫は流産については何も言いませんでした。しかし、きっと夫なりに責任を感じていたのでしょう。私を気づかって行動を変えてくれたことが、とてもうれしかったです。
そして化学流産の翌年、ついに待望の妊娠! 夫は徹夜で名前の画数を調べたり、ベビー用品を準備したりと子どもの誕生が待ちきれない様子でした。途中、切迫早産(妊娠22週から36週6日までの期間において、早産になる危険性が高い状態)での入院があり夫婦でハラハラしましたが、2023年に無事息子が誕生。立ち合い出産だったため、夫は泣きながら息子を抱っこして、私に向かって「ありがとう」と繰り返していました。その後も、夫は産院に見舞いに来るたび息子を抱っこして離さず、とても大切に思っている様子でした。
息子はもうすぐ2歳になります。夫はすっかり子煩悩になり、おむつ替えや入浴などの世話を率先してするように。息子も、よく遊んでくれるお父さんが大好きです。今でも夫は、私や息子の前ではたばこを吸いません。今は家族3人で幸せに暮らしています。
説明を重ねても私のそばでの喫煙をやめなかった夫。何度も繰り返し訴えた言葉が、流産をきっかけにしてようやく夫に届きました。声をかけ続けていなければ、夫は今も私の横でたばこを吸っていたかもしれません。懇願を続けることに疲れ心が折れそうになったこともありますが、諦めず夫に向き合ってよかったと実感しています。
これから子どもが大きくなるにつれて、家族や学校のことで衝突することもあるでしょう。そのときは夫や子どもと対話を続けて、家族みんなで問題を解決していきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
イラスト/おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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