「また貧血で再検査?」昼でも夜用ナプキンを使う私に医師が告げた意外な事実とは
いつも元気なつもりだった私。でも健康診断のたびに「貧血」で再検査でした。原因がわからず不安だったある日、医師のひと言が体のサインに気付かせてくれました。 …
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更年期は、閉経を境に前後5年、10年間を指します。急激な女性ホルモンの低下や不安定な女性ホルモンの分泌から来る更年期症状、その症状が日常生活に支障を来すようになった更年期障害についての体験談を紹介します。
私が精神的に不安定になるとき、振り返ってみると共通しているあることに気が付きました。それは睡眠不足です。私は夜子どもを寝かせた後の時間を、残った家事や軽いストレッチをおこなうほか、読書など趣味の時間に充てています。体の疲れを取るためにも早く寝たほうが良いのはわかっているのですが、用事があったり子どもに話しかけられたりする日中よりも、自分のことに集中できるのです。それに、自分だけの時間は私にとってストレス解消とメンタル回復のために大切な時間でもありました。
ただ、夜勤勤めをしていた経験からか私は集中すると眠気を感じることがないため、気が付くと午前2時を軽く過ぎていることがしばしばありました。もちろん毎晩ではありませんが、時間を忘れてつい夜更かしをしてしまっていたのです。いくらストレス解消ができても、睡眠不足になって、その結果日中イライラしてしまっては元も子もありません。そしてそもそも体の不調の原因になっていたかもしれません。
質の良い睡眠は、自律神経を整えて心身の健康につながることはテレビなどでもよく知られていることなので、今は夜の自分時間はほどほどにするように心掛けています。
月経前などまだ乱れやすい日はありますが、精神的な安定を意識して生活するようになると、ぎゅっと子どもを抱きしめる時間を幸せに感じられるくらいには落ち着いてきました。動物園に定期的に通って動物に触れ合える時間を持ったことと、なるべく早寝早起きをして日の光を浴びたことが功を奏したのだと思います。
これまではストレス解消のためにと夜の自分時間を確保していましたが、かえって精神的な不安定のもとになっていたとしたら本末転倒だと気付いてよかったです。まだしばらくは自分のために使える時間は限られているでしょうが、年を重ねて体は衰えていっても精神面では変わらず元気でいられるよう、心掛けていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:岡野鈴/映画好きな在宅ワーカー。40代になって最初の変化は、涙もろくなったこと。夫と2人の子どもと、3人暮らし。なんでもない平凡な1日が暮らせたら、それだけで感謝。
イラスト/ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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