美容師「やめるのもありじゃない?」白髪リタッチが限界の私が50歳でグレイヘアを実現した話
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40代女性の髪型選びは、年齢を重ねるにつれて変化する顔の輪郭や肌質に合わせて考える必要があります。若いころは全体的にシャープな印象だったのに、気が付けば鏡の中の自分はなんとなく全体的にボヤっとしてしまった感じになることも。特に、ぽっちゃりタイプや二重あごが気になる方にとって、いかに顔の輪郭がステキに見えるか、そこには適切な髪型選びが重要な鍵となります。髪型は見た目を大きく左右する重要なポイントなのです。
本記事では、40代女性の中でもぽっちゃりタイプや二重あごが気になる方に向けて、フェイスラインをカバーしつつ若々しい印象を演出できる髪型のポイントを、美容師監修のもとで紹介します。NGな髪型やOKな髪型、スタイリングのコツなど、実践的なアドバイスを交えながら、自分に似合う理想の髪型を見つける手助けをします。年齢を重ねても自信を持って輝き続けられるヘアスタイルを一緒に探していきましょう。
監修/三村浩章さん(美容師)
合資会社サステア代表。美容院「COUR」(滋賀県彦根市)を経営。美容師として約12万人以上のお客さまと向き合ってきた経験をもとに、さまざまな髪の悩みに応えている。ヘアケアやシャンプー・トリートメントに関する専門知識を持つ「シャンプーソムリエ」の資格を保有。
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40代女性で、特にぽっちゃりタイプや二重あごが気になる方にとって、避けるべき髪型がいくつかあります。これらの髪型は、顔の丸みや二重あごを強調してしまう傾向があるため注意が必要です。
このスタイルは、顔の輪郭をはっきりと露出させてしまいます。特に丸顔の方や二重あごが気になる方は、顔の輪郭・形状が目立ちやすくなります。また、髪にボリュームが出にくいため、顔が大きく見えてしまう効果も。これではぽっちゃりさんにとっては、逆効果以外の何物でもありません。
あごのラインで切りそろえられたボブは、顔の周辺を髪で切り取ってしまうように見え、いわゆる「額縁効果」を生み出し顔の輪郭がはっきりと浮き出てしまう結果に。さらに、切りそろえられたラインは視線を誘導するため、あごに視線が行きやすくなります。また、黒っぽい髪は視覚的に重さも伴い、顔の丸みをさらに強調してしまいます。特に内側に巻き込むスタイルは要注意です。ストレートなボブは、顔の横幅を強調し、全体的に丸みを増す傾向があります。
もしストレートのボブにする場合は、透け感のある毛先にするか、あごの下のラインにするとよいでしょう。
一見、顔周りを隠せそうに思えるロングヘアですが、ストレートすぎると逆効果になることがあります。縦のラインが強調されることで、かえって顔の丸みや二重あごが目立ちやすくなってしまうのです。また、全体的な髪の重さが顔を下に引っ張る印象を与え、二重あごが目立ち、さらにたるみを強調してしまう可能性があります。
厚めで真っすぐなぱっつん前髪は、額を隠すことで顔の面積を小さく見せているように感じるでしょうが、そのことが逆に顔の大きさを強調します。額を隠すことで額の肌色の部分が黒くなってしまい、顔の縦のバランスが崩れてしまうのです。結果、全体的に丸みを帯びた印象になりがちです。
前髪をそろえる場合は、額が透けるくらいのカットにするか、前髪を少し分けてインナーラインを少し縦長にするのがおすすめです。
顔の印象は、メイクももちろんですが、髪型で大きく変わってしまいます。マイナスを補うメイクをしても、髪型が伴わなければその効果も最大限には生かせません。
これらの髪型を避けることで、顔の丸みや二重あごを目立たせることなく、より若々しく見える髪型を選ぶことができます。
年を重ねるとともに、どうしてもフェイスラインが曖昧になってきます。特にあごのラインは丸く、二重あごになってしまいがち。それでも工夫次第で二重あごを目立たなくする髪型があります。ここにはいくつかのポイントがあります! 以下に、40代女性におすすめのヘアスタイルをご紹介します。
頬骨に髪がかかるラインを意識することで、顔周りが軽快になります。加えて、襟足をやや長めにし首元にボリュームを持たせると、顔との対比ができて小顔効果を作り出すこともできるのです。
このように、ひし形シルエットを意識し、トップにボリュームを出すことで、顔の丸みを目立ちにくくしてくれます。また、サイドや後ろに軽いパーマをかけると、立体感が出て顔周りがすっきり見えるのもポイントです。
前下がりボブは、顔周りを自然にカバーしつつ、縦のラインを強調してくれるので、あごより少し長めで、毛先を内側に巻いたスタイルが顔の丸みと二重あごを隠したい人にはおすすめです。
この髪型はさらにレイヤーを入れることで、髪に動きが出て、顔の輪郭をソフトに見せます。フェイスラインに沿って軽めのレイヤーを入れると、二重あごをカバーしやすくなります。
肩の下から肩甲骨下の長さが、バランスが取りやすくおすすめです。全体的に緩いカールをつけることで、顔周りに自然な陰影ができ、輪郭をソフトに見せます。レイヤーカットを活用し、顔周りに動きを出すことで、フェイスラインの丸みなどをカバーします。顔周りの髪を少し短めに切るフェイスフレーミングというテクニックを使うと、顔の形を自然にカバーできるのです。
髪を下ろした状態で一部をハーフアップにすると、顔周りのボリューム感を調整して全体のバランスが良くなり、二重あごが目立たなくなります。
これらのスタイルに共通するポイントは、顔周りに適度な動きと軽さを出すことです。ストレート一辺倒ではなく、適度なカールやレイヤーなどで層を作ることで、フェイスラインの丸みなどをカバーしつつ若々しい印象を演出できます。また、髪色を変えるのも◎。髪に動きを出したり、髪色を変えたりすることで「髪に関する情報量を増やす」と、フェイスラインの丸みが紛れて目立ちにくくなります。
上記を踏まえ、美容師とよく相談して個人の顔型や髪質に合わせてアレンジするなど、自分に最適なスタイルを見つけましょう。
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