2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。
右胸に浸潤性小葉がんが見つかり、右胸の全摘と再建手術をおこなったこほこさん。術後、ホルモン療法を始めたところ、こほこさんにある悩みが出てきて……。
私は2021年2月に乳がんだと告知され、4月に右胸の全摘と左太ももの組織を使った乳房の再建手術を受けました。その後、病理組織診断の結果を踏まえてホルモン療法をおこなうことになりました。
このホルモン療法は女性ホルモンであるエストロゲンを抑えるものなので、生理が止まったり、更年期症状のようなものが出たりするなど私の体にはさまざまな変化が出ていました。
私はリュープリンという注射とタモキシフェンという飲み薬を使用してホルモン療法をおこなっています。
ホルモン療法ではエストロゲンの生成を抑えるので、生理も来なくなりますし、更年期症状のようなものも起こるようになります。
このとき、ホルモン療法を始めて2カ月以上がたっており、私が感じているほてりもホットフラッシュだろうということでした。
季節も夏に近づいていたところにホットフラッシュが重なって、私は暑さで夜中に目が覚めてしまうように……。熟睡できなくなり、少し困っていました。
そこで、更年期におすすめだという大豆イソフラボン由来のエクオールというサプリを飲んでもいいかと主治医に聞いてみたところ、それを試してみてもいいけど、ひとまず漢方を処方してもらえることになりました。
処方してもらったのは加味逍遙散(かみしょうようさん)というもので、1日3回飲むように言われました。この漢方は私の体に合っていたようで、ホットフラッシュは少し落ち着いて、夜も眠れるようになりました。
ホットフラッシュ以外にも頭がぼんやりしたり体のだるさも感じていたので、それに効くものはないか相談してみました。すると漢方も飲み合わせで肝臓に影響が出たりする可能性があるので、一緒に処方することはできないのだとか。
一番の悩みだったホットフラッシュについて改善できたので、ひとまず様子を見ることにしました。