
30代前半から頬にあった、8mm大と少し大きめのシミ。40歳で出産後、ふと気付けば色も濃くなり、目立つようになってきました。シミを薄くするサプリメントや美容液、クリーム、シミ隠し用のコンシーラー……。いろいろなアイテムにお金をかけてきましたが、一向にシミは消えてくれませんでした。次第に気分も落ち込み、鏡を見るたびに悲しい気持ちになっていました。そこで、PICOレーザー治療にチャレンジしてみた私の体験談を紹介します。
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雑誌で目にしたPICOレーザーに興味津々

何げなく見ていた雑誌で、美容皮膚科でのレーザーによるシミ取りに関する特集を見つけました。レーザー治療といえば、お金もかかるし、痛いし、保護テープや絆創膏をずっと患部に貼っていなくてはいけないし……と、何かと大変な印象があり、興味はあったものの、なかなか実践するまでには至っていませんでした。
ですが、そのとき読んだ雑誌の特集で取り上げられていたのは、PICOレーザーという機械を使ったシミ取り。今までのレーザーに比べて痛みも少なく、絆創膏などを患部に貼ることもなく、ダウンタイムもないことが特徴なのだそうです。これを見つけたときは、「え! そんなに痛みのないレーザーがあるの? しかもダウンタイムもいらないの?」とびっくり! まさに目からうろこ、目の前のもやが晴れた気分でした。
これまでいろいろなシミ取りアイテムにお金をかけてきたけれど、同じお金をかけるなら、確実にシミがなくなりそうなレーザーにかけたい! そんなふうに思わせてくれたのです。
PICOレーザーのある美容皮膚科を検索

早速、ネットでPICOレーザーの情報と病院探しをすることに。シミには、老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)、肝斑(かんばん)、そばかすなど、さまざまな種類があり、中でも肝斑は通常のレーザー治療だと悪化することもあるので注意が必要といくつもの皮膚科のサイトに記載されていました。
私の場合、気になる頬の大きいシミ以外にも肝斑のような細かいシミが左右の頬全体に散らばっていました。大きいシミを取る際に周りの細かなシミを濃くしてしまっては元も子もないので、それが肝斑かどうか、まずは調べてもらう必要がありました。
しかし、たとえ肝斑があったとしても、PICOレーザーなら治療可能のようでした。私は、PICOレーザーを扱っている医院を探しました。が、やはりPICOレーザーはどの医院にも設置してあるわけではないようで、ヒットしたのは比較的大きな駅の近くにある美容皮膚科が数件でした。私はヒットした中から料金や口コミなどを総合して良さそうな医院を選び、ネットで予約をしました。