仕事人間だった義母が一変、孫にフィーバーに!義母の突然の決断に戸惑う家族
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美容・アンチエイジングの専門医である黒田愛美先生によれば、どんなに健康に良い、ダイエットに効果があるとされる食品でも、毎日とり続けることはメリットよりもデメリットのほうが大きいと言います。そのデメリットとは、どんなことなのでしょうか。また、それではどんな食生活を心がけると良いのでしょうか。黒田先生に聞いてみました。
教えてくれたのは…
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
★関連記事:【ダイエットの勘違い】糖質ゼロはNG! キレイに痩せるための糖質制限のコツを美容専門医が指南
健康に良い、ダイエットに良いとされる食品はこれまでたくさん取り上げられ、注目されてきました。そして、一時期は“ばっかり食べダイエット”として、1食を置き換えて毎日食べ続けるという方法が流行したこともありました。
しかし、その方法では“ 遅延型アレルギー ”が起こりやすく、キレイに痩せることはできないと黒田先生は言います。遅延型アレルギーとは、どのようなものなのでしょうか。
「一般的に知られるのは卵、牛乳、小麦などによる即時型アレルギーですが、遅延型アレルギーは6~24時間と遅れて症状が出るのが特徴です。肌荒れや湿疹、疲れやだるさ、下痢や便秘、鼻炎、生理痛などハッキリとしない症状が多いため、食物アレルギーとは知らず原因食物を食べていることがほとんどです。
しかも、遅延型アレルギーの抗原は、毎日食べているもの、好きでよく食べているものが原因物質になるケースが多いのです。ある特定の食物が毎日とり込まれることより、腸内で正常に分解されずに炎症を起こし、さまざまな体調不良を引き起こします」(黒田先生)。
ただし、遅延型アレルギーは誰もが、そしてすべての食品が起こすものではなく、個体差があると言います。
それでは、健康に良い、ダイエットに良いとされる食品はどれくらいの周期でとるのが良いのでしょうか。
「一般的には4日に1回といわれています。例えば、ゆで卵ダイエットも注目されていたときがありましたが、私は、卵は4日に1回のペースでとるようにしています。たんぱく質は特にアレルギー源になりやすいので、いろいろな肉や魚、大豆製品などをローテーションで食べるようにしています」(黒田先生)。
そして、りんごやバナナ、さつまいもなどのダイエットも注目されてきましたが……。
「果物やいも類は糖質が多く、脂肪肝や中性脂肪増加の原因になります。これらも4日に1回くらいのペースで取り入れるのは問題ありませんが、毎日食べていては栄養バランスが偏ります。
炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルといった5大栄養素をバランス良くとることでミトコンドリア機能が活性化されてアンチエイジングにも効果的です」(黒田先生)。
ミトコンドリア機能とはどんなものなのでしょうか。
「体の中には60兆くらいの細胞があって、その細胞の中にミトコンドリアというエネルギー産生器官があります。ミトコンドリアはATPというエネルギーを作って、私たちの行動や生命を維持し、支えてくれているのです。
しかし、加齢などミトコンドリア機能が低下すると活性酸素処理能力が低下し、体内に炎症が起きたり、疲れやすくなったり、消化不良になったりと生命活動も低下してしまいます」 (黒田先生)。
ただでさえ加齢で低下するミトコンドリア機能。バランス良く食べることが大切ということです。
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