- 2025.12.07
- 40代, 閉経, LDLコレステロール,
「生理痛から解放されるよ」44歳で生理が遅れ受診した私に医師が通告。血液検査で判明した体の変化
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更年期症状の一つといわれている首や肩の凝り。ただ、女性ホルモン(エストロゲン)減少だけが原因ではない可能性があり、凝りがひどくなると頭痛を引き起こすこともあります。そこでセルフケア法を含め、改善策を産婦人科医の粒来 拓先生に聞いてみました。
教えてくれたのは…
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長)
日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
★関連記事:更年期の代表的な症状って? のぼせ、ほてり、発汗があるときの治療と受診の目安【更年期の基礎知識4】
「この記事はこんな人におすすめ」
・更年期の首や肩の凝りの原因が知りたい方
・セルフケアの方法が知りたい方
・医療機関を受診するなら何科が良いか知りたい方

更年期はエストロゲンの分泌量が低下することで自律神経が乱れ、血液循環が悪くなります。そのため筋肉に酸素や栄養が行き届かず、老廃物や疲労物質の回収などもスムーズにいかず首や肩に凝りが出るといわれています。
ただ、それだけではなく加齢による筋肉の衰えも原因の一つです。首や肩の凝りを放っておくと、悪化して頭痛などにつながることもあります。

肩や首の後ろがかたくなり頭痛などが起こっているようなら薬物療法が必要になることがありますが、まずはセルフケアやはり・きゅう、マッサージなどを試してみましょう。首や肩の凝りを緩和するためには血行を良くして筋肉をほぐすことが大切で、手軽に始められるのは毎日のストレッチです。
その他にも寝具のフィット感を確認したり、運動の習慣をつけることもおすすめです。

セルフケアとして、首や肩甲骨をほぐすストレッチが効果的です。以下のものを試してみてください。
肩の高さに腕を横に上げ、片方は手のひらを上に、反対は下に向け、ぞうきんを絞るような要領で両方の手のひらが逆向きになるようにねじります。ゆっくり10回繰り返して。
肩の力を抜いて首を回します。同じ姿勢を続けたときなど、右回り、左回りに2~3回ずつ回してみましょう。
また、鍼灸やマッサージ、整体やアロマトリートメントなども効果があります。自分が試してみたい、気持ちが良いと感じるものを受けてみましょう。
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