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私は毎日スマホやパソコンを8時間以上使用しています。SNSや音楽アプリの使用も多いです。当然、首、肩はガチガチに凝っており、たまに目から涙が勝手に流れて画面がまぶしくて見られなくなったり頭痛がしたりという症状が出ることも……。そうなったら「これはまずい」とマッサージや整体に行くというサイクルが数年以上続いています。そんな私が出合った頭痛予防とは。
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その夜はいつものように床に就きました。すぐに寝入ったと思います。ふと目が覚めると、うっすら左の後頭部が痛みました。なんだか痛いと体の向きを変えてみたところ、ズキンと刺すような痛みが後頭部に走りました。あまりの痛さにびっくりして、完全に目が覚めてしまいました。時計を見ると早朝3時。勤務日なので、もっと眠らないと体が持たないとなんとか眠ろうとしましたが、ズキン、ズキンという激しい痛みに規則的に襲われて、結局眠れませんでした。
仕方がないので頭痛薬を服用してみましたが、痛みは1時間たっても2時間たっても治まりません。それどころか、ますます激しくなる始末です。それまで頭痛で目覚めたことも、こんなに激しい片頭痛も経験したことがなかったので、これはまずいかな、救急車を呼んだほうが良いのかなという不安が胸をよぎりました。
脳卒中や脳溢血(のういっけつ)をスマホで検索し、特徴的な症状を確認。顔面まひや手足のしびれなどは自分にはなかったため、朝まで待って、最寄りの脳神経外科を受診することにしました。
病院に着いても、規則的にズキン、ズキンという激しい痛みがあるため、待合室で待っている間に不安が最高潮に達しました。呼ばれて診察室に入ると、「どうしました?」と男性医師に聞かれ、症状を告げたところ「あぁ、典型的な後頭神経痛(こうとうしんけいつう)ですね」と言われました。「検査をしなくて大丈夫ですか。頭痛薬を飲んだのですが、効かなくて」と訴えると、「検査は不要です。後頭神経痛は、肩凝りの方に多いです。凝りから来る痛みには頭痛薬は効きません。1週間から2週間様子を見てください」と言われました。
肩凝りが原因で、眠れないほどの激しい頭痛が起こるとは! 驚きとともに、肩凝りを放置していた自分を反省しました。「2週間たっても頭痛が治まらなかったら、受診が必要ですか?」と聞くと、「肩凝りが原因だから、来られても何にも治療はできません。ストレッチしてください」と言われました。
「頭痛で夜中に目覚めることが2週間続くと寝不足でしんどいです。ストレッチはどんなものが効果的ですか?」と聞くと、「頭痛体操です」と医師。「頭痛体操は初めて聞きましたがどんな体操ですか?」と聞くと、「ネットで見られますよ」と教えてくれたので、念のため頭痛薬を出してもらい、診察室を出ました。
帰宅後、早速ネットで「頭痛体操」をキーワード検索しました。いくつかヒットした中で、動画になっており簡単にできそうな頭痛体操を実践することにしました。
頭痛には、首や肩の筋肉の緊張から来る緊張性の頭痛と片頭痛の2種類があり、中には混合タイプの人もいるそうです。頭痛体操は、凝り固まった僧帽筋(ぞうぼうきん:首から背中の上部にかけてつながっている筋肉)をほぐして緊張性頭痛を緩和させる「肩回し体操」と、痛みを調整するセロトニンを活性化させて片頭痛の慢性化を予防する「腕振り体操」の2種類がありました。
頭痛体操のタイミングですが、緊張型頭痛の痛みの緩和には痛みの合間に、片頭痛の予防には頭痛のないときに実践するのだそうです。なお、片頭痛の最中に体操をおこなうと、痛みが増すので注意が必要とのことでした。私が動画を見ながらおこなった体操は下記の通りです。
「肩回し体操」
1.両足を肩幅に広げて立ち、左右の肘を90度くらいに曲げる
2.肩を中心にして、両肘で体の横に円を描くように、腕を前から後ろに回す。上着を脱ぐときのようなイメージでおこなう。これをゆっくり5回繰り返す
3.肩を後ろから前に向けて回す。リュックを背負うようなイメージでおこなう。これを5回繰り返す。2と3をもう1クール繰り返す
「腕振り体操」
1.両足を肩幅に広げて立ち、両肘を床と水平になるように胸の前に上げ、手は軽く握ってこぶしを作る。手の甲側を上にして、こぶし同士を軽くつけると姿勢が安定する。
2.顔は正面を向いたまま、背骨を軸にして、肘を後ろに引くように肩を左右に90度くらい回転させる。このとき、腰からひねるようにする。 頭は動かさないことがポイント。リズミカルに、2分間を目安に繰り返す
検索後、動画を見ながら頭痛体操をしてみたところ、その場で頭痛が治まったので、私には即効性がありました。その後は日中に頭痛が起きることはなかったのですが、念のため眠る前に予防でもう1度頭痛体操をしてから寝ました。結果、頭痛で目覚めることがなかったので、私には予防効果も感じられました。「肩回し体操」と「腕振り体操」を連続でおこなっても2~3分で終わり、気軽な上に体がほぐれて気持ちが良いです。毎日朝と夜の最低2回、日中も席を立つタイミングで頭痛体操を継続して2週間になりますが、体操のおかげで、頭痛とは無縁の生活が送れています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
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