40代で髪型迷子に!美容師に相談したら想像以上に変身「手入れがラク!大人世代の服装に合う!」
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前髪を上げておでこを出す髪形が大好きでした。おでこの形が自慢の私は、子どものころからおでこを出す髪形をしていました。顔も明るく見えると思うし、前髪が伸びてきてうっとうしいという悩みもないし、おばあさんになるまで前髪を上げておでこを出し続けようと心に決めていました。ところがある日、生え際の髪の毛にキラリと光る白髪を発見。そんな私の白髪との格闘をお話しします。
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ある日、洗面所でいつものように前髪を上げようとしたら、何かがキラリと光ったのです。「ん? 何だろう? 」と鏡をのぞき込むと、そこには明らかに他の髪とは色の違う髪の毛が生えていました。それは、私の形のいいおでこの近く、つまり生え際から生えていました。白髪です。ついに白髪が私にもやってきたのです。1本だけだったので、その日は白髪を抜いて出かけました。
次の日から、毎朝鏡を見る度に白髪を見つけるようになりました。白髪はあっという間に私の生え際を侵食してきました。抜いても抜いても生えてくる白髪に憎しみを覚えました。大好きなおでこの周りにキラキラと光る白髪の存在は私を相当悩ませました。白髪があるとすごく老けて見えるんです。いつまでも若いと思っていたので、老婆のように見える生え際にがくぜんとしました。
白髪を抜き過ぎると、もう生え際の髪がなくなってしまうんじゃないかと不安になった私は、とりあえず白髪染めを使うことに。自分で染めるためにドラッグストアで白髪染めを購入しました。私が若いころ髪を染めていたヘアカラーの隣に白髪染めコーナーが並んでいます。「こっち側に来たのね、私」と少し悲しくなりました。ヘアカラーを使っていたころは、隣の棚にある白髪染めを見て「おばさん」をイメージしていたのです。そうです、私はもう立派なおばさんになっていたのです。
そうして自分でできてコストも抑えられる白髪染めを使い始めました。月に1度使うペースでなんとか白髪を隠しながら、私は大好きな前髪を上げた髪形で過ごしていました。少し髪が以前より傷んでいるような気もしましたが、あまり気にしていませんでした。
数カ月に1度通っている美容院の美容師さんに「髪が傷んでいますね」と言われてしまいました。「もしかして、市販の髪染めとか使っていませんか? 」と聞かれてドキリとしました。
市販の白髪染めは気軽に染められるけれど、かなり髪が傷んでしまうそうです。美容院で染めるのが一番良いですが、そこは私の懐事情をわかってくれている美容師さん。「市販の髪染めなら少し頻度を減らしてくださいね」と教えてくれました。髪は女の命。傷んでしまう髪を見過ごしたくないと思った私はある決断をしました。
月に1度使っていた白髪染め。気になる白髪は前髪を上げたときに見える生え際です。だったら、前髪を上げなければいいんじゃないかと思い始めました。生え際は染めても染めてもすぐ白髪が生えてくるのですが、その他の場所は意外と白髪は目立たないのです。私は一大決意をして、長年大好きだったおでこを出す髪形をやめることにしました。「でこだし」を引退です。
そして、髪をいたわる生活にシフトチェンジしました。髪には、のりやわかめが良いと友だちに聞いたので取り入れてみました。シャンプーの後は毎日頭全体をもみ込むようにマッサージをするようになりました。そうすると、白髪染めを使うのは3カ月に1回となりました。髪の傷みも前よりずっとマシです。いくら好きな髪形をしていても、バシバシに傷んだ髪じゃイキイキできません。
私は白髪染めを使う頻度を減らすために、好きな髪形をやめました。今までケアをしてこなかった髪に気をつかうようになってから、白髪染めを使い始めたころより髪のツヤが回復した気がします。これからも白髪と仲良く付き合っていけそうです。最終的に全部白髪になったら、またおでこを出してイケてるおばあさんになりたいという野望もできました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
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