「何このボツボツ…」片方の胸に広がる赤い湿疹。40代最後に私を襲ったまさかの病名とは【体験談】
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年が明けて間もなく娘が新型コロナ陽性となりました。一家で1週間の自宅待機を余儀なくされ、急な展開にあたふたする私。娘の看病はもちろん、家庭内感染を避けるため、神経は常にピリピリ。結果、自宅待機期間が終わるころにはもうクタクタでした。娘の新型コロナ感染をきっかけに、予想外の体力低下と老いを感じた経験をお話しします。
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新年が明け、再び仕事や学校が始まりました。そんな普段通りの生活が始まって、私もホッとひと安心していました。しかし、新学期が始まり2週間ほど経過したころ、久々の学校生活に疲れが出たのか、娘が37.2度の発熱。普段熱を出さない娘だったので、珍しいことでした。
娘が「少しフラフラする」と言うので、心配になり病院へ行ってみました。すると、まさかの新型コロナ陽性反応が出てしまいました。軽い微熱と思って受診したのですが、思わぬ展開に驚き、あたふたしてしまいました。
そんな訳で急きょ、家族が1週間の自宅待機に。新型コロナ陽性になってしまった娘の看病はもちろんですが、自宅待機になってしまったことで、まずは “さらなる家庭内感染に気を付けないと” という大きな課題が私に降りかかりました。家庭内で感染が広がれば、自宅待機の期間が長引いてしまうからです!
とにかくそれだけは避けたいという思いで、私はこの1週間を感染予防に神経を集中させ過ごすことにしました。家庭内感染を防ぐため、娘の看病は私だけがおこない、他の家族は隔離。1週間だけなら、どうにかなるだろうと軽く考えていました。
なんとしても家庭内感染を避けるため、娘の隔離と感染予防に徹する私がいました。娘のいる部屋には、私以外は近づかないこと。娘がトイレや洗面所、お風呂を使用するときは知らせてもらい、使用した後は必ず掃除と消毒をおこないました。どうしても触りがちな照明のスイッチやドアノブは、念入りに消毒。娘の行動を追って、娘に張り付いていた私の姿は、きっと異様であったことでしょう。
幸い娘は高熱になることもなく、2日ほどはベッドで寝ていましたが、その後は徐々に食欲も戻り、起き上がって過ごしていました。4、5日後にはテレビやスマホを見たり、勉強したりと元気になり安心しました。
でも感染力が弱まってはいないので、気が抜けません。その後も換気と消毒、隔離は徹底しました。けれど、私はだんだんと自分ひとりであれこれこなすには体力の限界を感じつつありました。消毒を兼ねての掃除、食事の準備、後片付け、洗濯……。とにかく家事すべてにおいて普段よりも負担が大きいのです。
これも家庭内感染を避けるためと思いつつ、精神的にも体力的にも疲れの波が押し寄せていました。もう少し体力があれば……と、自分の体力の低下、老いを痛感しました。
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