- 2025.03.30
- 白髪染めトリートメント, ヘアマニキュア, アラフィフ, 白髪染め, 50代,
「髪が元気に!ツヤも戻った」パサつき、白髪に悩む40代がたどり着いた白髪染めの方法とは
40代前半になると、髪にチラホラと白髪が目立つようになりました。そのころ私は学校の図書館で働いていたので、かがんで本を整理したりしていると、子どもに「先 …
ウーマンカレンダー woman calendar
両親ともにクセ毛の私は、その遺伝を受け継いだのか、縮毛かつ剛毛の扱いにくい髪質。子どものころから大人になるまでその髪質はずっと変わらず、美容院探しもひと苦労。縮毛矯正をしたり、ヘアアイロンを使用したりして何とかごまかしてきました。でも子どもができてからは、自分に手をかける時間が取れないように。そこでSNSで調べに調べ、クセ毛を生かす方法を見つけたところ、思わぬ副産物がありました。
★関連記事:「悩んでいた髪のうねりが解消!」強いクセ毛だった私が劇的に変化した理由は【体験談】
子どものころから湿気で広がる髪がコンプレックスだった私。自分自身もクセ毛である母は、私のクセ毛も気にしてくれていました。そのこともあり、中学生のころにはすでに縮毛矯正を開始。そして一度始めるとなかなかやめられないのが縮毛矯正のデメリットだと感じています。髪が少し伸び始めると、生え際のクセが気になり始め、数カ月に1回の頻度で美容院へ。しかしサラサラの髪が手に入っても、一時的なもの。さらに20代になると、カラーも重なり、髪はどんどん傷んでいきました。
頻繁に美容院へ行く必要があるため、かかる費用も相当なものです。さらに施術時間も長く、子どもができるとなかなか美容院へ行く時間が取れなくなってきました。そのため私のクセ毛直しは、縮毛矯正からヘアアイロンへ移行することに。しかし、朝起きたときにボサボサになった髪を、毎日抑えるのは大変です。せっかくヘアアイロンで伸ばしても、雨の日や汗をかくような日にはすぐに元通りに。
この先50代、60代になってもヘアアイロンを使って髪を傷め続けていいのだろうか……。そんな思いが毎日込み上げてきます。そもそも50代、60代でもヘアアイロンを使用し続けている自分を想像できません。こんな日々はずっとは続けられないと、クセ毛直し対策を模索する期間が続きました。
理想とするのは、この髪質を生かしたヘアスタイル。しかし、もはや自分のクセがどのくらいの強さなのか、生かすといってもどんな髪形になるのか、まったく想像がつきません。美容師さんにも、どう相談したらいいのかわからずにいました。とはいえこれ以上の現状維持には耐えられないので、思い切ってクセを生かしたいと相談することに。すると美容師さんから「挑戦してみようか!」との返答があったのです。
まずは髪を濡らし、どのくらいクセが出るのかチェック。その後カットをし、ドライヤーは軽めに当て、あえてクセを伸ばさないようにスタイリングしてくれました。すると、自分ではまったく想像がつかないほどの、クルクルのヘアスタイルが出現したのです! 両親でさえも、「パーマをかけたの?」と言うほど。自分の髪のことなのに、こんなにクセが出るとは知らず、ただただ驚くばかりでした。
とはいえ、ショートヘアだったので、オシャレ難易度が高すぎるメンズライクな髪形に……。「濡らして、ワックスをつけて自然乾燥するだけでOKだよ」と言われたものの、なかなか思うように仕上がらず、40代の私には到底扱いきれません。そうこうしているうちに、あっという間に再び髪は伸び、ボリュームが出過ぎて大変なことになってしまったのです。
やはりアイロンで軽く伸ばすしかないのか、このクセ毛はどうにもならないのかと、同じ悩みを持つ人を探すべく再びSNSチェックの日々が始まりました。
扱いきれない髪形ではありましたが、美容院で思い切ってクセを生かした髪形にしてもらったことは、マイナスではありませんでした。自分のクセがどんな感じに出るのか、はっきりとわかったからです。
それからもSNSをあさっていると「クセ活」という考え方を発見。私と同じようなクセ毛に悩む人たちが、カールをきれいに出す方法やおすすめのスタイリング剤などを紹介していました。これらの情報を参考にしながら、「ドライヤーはほとんど使わずに自然乾燥にする」「寝るときは、摩擦防止にシルクのナイトキャップを被って寝る」「シャンプーは2~3日に1回で、ほかの日は湯シャン(シャンプーを使わずに、お湯かぬるま湯で頭皮を洗う洗髪方法)にする」といったことを生活の中に導入。
すると、徐々に自分の髪が扱いやすくなってきました。そして、自分らしい納得のいくヘアスタイルもわかるようになってきたのです! さらに美容師さんにも、「ここのボリュームを減らして欲しい」「こんなシルエットにしたい」など、伝えやすくなりました。
それからは、毎日のお手入れがとてもラクになりました。梅雨の時期になると、毎日思うようにスタイリングができずテンションが下がっていましたが、それも気にならなくなったのです。さらに、私の遺伝を受け継いだと思われるクセ毛の10歳の長女が、自分の髪を好きになってくれるうれしい出来事も! 娘と同じ年齢のころから髪にコンプレックスを抱き、クセを隠してきましたが、クセ毛を楽しんでいる今の私を見て「クセ毛でよかった」と言ってくれたのです。この言葉が私にとってなによりうれしい変化となりました。
今までクセ毛をコンプレックスと捉え、隠そうとばかりしてきた私ですが、逆転の発想で生かすことを考えると、とても扱いやすくなり気持ちもラクになりました。もっと早く挑戦してみればよかったと後悔もあります。ですが、この先10年20年と、縮毛矯正やヘアアイロンを続ける必要もなくなり、今まで抱えていたモヤモヤしたものがなくなりました。
これからは加齢による変化で髪質の衰えを感じるかもしれませんが、少しでも髪への負担が減ったことは自分へ安心感を与えてくれました。また自分の挑戦により、子どもがクセ毛にコンプレックスを感じなくなったことも、うれしい副産物でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/もふたむ
★関連記事:アラフィフ、縮毛矯正に初挑戦! 長年の悩みだったクセ毛はどうなった?
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
こんにちは、アラフィフヘアメイクの辻有見子です。40代からの髪型についてお届けする連載「40代からの髪型」を担当します。この連載では、オトナ女子が悩みがちな「髪質や髪型」についてお...
続きを読む40代に入ってから、以前にも増してツヤがなくボサボサの髪となり、まとまりにくくとても老けて見えることが悩みの種でした。美容院やシャンプーを変え、何とかきれいな髪になりたいと思ってい...
続きを読む髪の見た目は体型よりも肌よりも特に大切だと私は考えています。「髪なんて肌がきれいだと大丈夫でしょ」と思っていても、肌は近寄らなければ見えないですし、髪がボサボサの状態だと遠目からで...
続きを読む40代、50代に増える薄毛や抜け毛の悩み。鏡に映ったつむじを見て「もしかしてハゲてきている?」と心配になることも。人には相談しにくい更年期世代女性の抜け毛と薄毛について、産婦人科医...
続きを読む40代前半になると、髪にチラホラと白髪が目立つようになりました。そのころ私は学校の図書館で働いていたので、かがんで本を整理したりしていると、子どもに「先 …
毛量が減ってボリュームダウン、うねり、パサつきなど年齢に伴う髪の悩みが増えてくる40代・50代。さらに丸顔や二重あごなど、フェイスラインの変化によってど …
40代に入ってから、以前にも増してツヤがなくボサボサの髪となり、まとまりにくくとても老けて見えることが悩みの種でした。美容院やシャンプーを変え、何とかき …
好きな女優さんの変身に影響を受け、私自身もショートカットに挑戦しました。期待と不安が交錯したあの日、予想外の仕上がりにショックを受け、理想と現実のギャッ …
40代、50代に増える薄毛や抜け毛の悩み。鏡に映ったつむじを見て「もしかしてハゲてきている?」と心配になることも。人には相談しにくい更年期世代女性の抜け …
先日の美容院でのシャンプー中、美容師さんに予期せぬ部位のかゆみを伝えてしまいました。そのことで気付いたことがありました。 ★関連記事:夏の終わりから頭皮 …
私は30歳のときに子どもを産んでから40歳になるまで、後ろで髪をまとめられるような長さをキープしていました。でも、30代半ばを過ぎたころからこめかみに生 …
若白髪ではなかったのですが、子育てや仕事、そして家事からの疲れが蓄積され続け、日々の疲れがなかなか取れなくなってきた40代あたりから、自分の白髪がとんで …