
私の髪は生まれつきのクセ毛です。それもかなり強めのクセで、髪を顎くらいの長さにすると爆発したように広がってしまいまとまりません。さらに40代半ばから髪質が変わってきたように感じます。髪のうねりが強くパサつき、コシもなくなってきたような……チリチリした自分の髪を鏡で見ては憂うつになることも。このクセ毛を何とかしたいと考え、初めて縮毛矯正をかけてみたときのことをお話しします。
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ずっとコンプレックスだったクセ毛
子どものころ、サラサラヘアの人を見ては「なんで私の髪は違うんだろう」と落ち込むことがありました。
ある日、小学校からの帰り道、クラスメイトのお母さんに出会ったのであいさつをすると「私も昔クセっ毛だったのよ」と急に話しかけられたのです。
「でもね、大人になると落ち着いてくるから大丈夫よ」と言われ、その言葉がずっと記憶に残りました。大人になればクセは落ち着いてくる……それを楽しみにしていた私。
しかし、いくら月日が過ぎても私は子どものころと同じクセ毛のままでした。
縮毛矯正をかけてみることに決めた
20代のころストレートパーマを何度かかけたことがあります。髪の毛に真っすぐな板を挟みパーマ液を塗っていくものでした。
これは普通のパーマと同じく髪の表面を薬品で変化させるので、パーマ液が落ちるとすぐにクセが戻ってしまいます。クセが戻るのが早く、キリがないのでストレートパーマをやめてクセ毛のまま。
縮毛矯正は、髪の内部にも薬品を浸透させるので施術した部分のクセは戻らないけれど、その分髪へのダメージがあると聞きました。
どの程度のダメージか気になり心配でしたが、このままチリチリの髪でずっと悩むより縮毛矯正を試そうと決め、いつも行く美容院で頼んでみました。