仕事人間だった義母が一変、孫にフィーバーに!義母の突然の決断に戸惑う家族
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ある冬の日、パートから帰宅後、トイレで思わぬ出来事が起こりました。尿が出にくく、力を入れると赤い色の尿が勢いよく飛び出したのです。驚きと不安で冷や汗が滴り落ちる感覚は今でも鮮明に覚えています。
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血尿が出たその夜は眠れませんでした。残尿感に悩まされ、何度もトイレに通うはめに。「重い病気かもしれない」という不安が頭をよぎり、朝を待ちわびました。夫が気持ちよさそうにいびきをかいているのを見て、余計にイライラし、眠れない夜が続きました。
翌朝、食事も喉を通らないまま泌尿器科へ向かいました。待合室で順番を待つ間、緊張で胸が高鳴りました。
診察室に呼ばれると、若い男性医師が笑顔で迎えてくれました。「膀胱炎(ぼうこうえん:尿をためる臓器の膀胱で炎症が起きる病気)ですね。驚いたでしょう。でも大丈夫、すぐに良くなりますよ」とやさしく説明してくれた言葉に、ホッとした瞬間を覚えています。処方された薬を飲み始めると、驚くほど早く症状が改善し、2日目には仕事に復帰できるまでに回復しました。
膀胱炎はよく聞く病気で、周りの友人もかかっていると聞いていましたが、自分がなるとは思っていませんでした。忙しい仕事の中で、トイレに行く時間が惜しく、我慢することが多かったのが原因だったのかもしれません。
それ以来、私は水分をしっかりとることを心がけるようになりました。10年たった今でも再発はありませんが、少し頻尿気味になった気がします。
少しでも我慢すると、膀胱炎の感覚がよみがえってくるので、どんな場面でも無理をせずトイレに行くようにしています。
この経験を通じて、自分の体と向き合うことの大切さを実感しました。ささいな変化も見逃さず、早めに対処することで、健康を維持できると信じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
著者:田村めぐみ/40代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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