イライラ、のぼせ、冷え…更年期症状に効く「三大婦人漢方薬」とは?選び方のコツは?【医師解説】
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更年期は、閉経を境に前後5年、10年間を指します。急激な女性ホルモンの低下や不安定な女性ホルモンの分泌から来る更年期症状、その症状が日常生活に支障を来すようになった更年期障害についての体験談を紹介します。
私は1人目を妊娠したときの検査で、産婦人科の先生から「毎年甲状腺の検査をしておいたほうがいいですね」と言われて33歳から毎年甲状腺の検査を受けています。2024年11月の検査の際に一緒に受けたLH(黄体形成ホルモン)やFSH(卵胞刺激ホルモン)の数値は1桁台で更年期の数値には達していませんでしたが、肩凝りや手先の冷えなど体調の不調を感じることがあったため、内科の医師に一度婦人科を受診するようにすすめられていました。そこで、12月に婦人科へ更年期の検査を受けに行きました。
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定期的に来ていた生理が41歳くらいから少しずつ不順になり始めました。最近では56日、67日と空いたと思ったら経血量がほんの少しだったり、反対に夜用ナプキンでちょうど良いくらい経血量の多い日が2週間続いたりしました。そういう時期は何をするのもしんどかったのですが、生理中はこんなものだろうと過ごしていました。
私は体重の結果をスマートフォンアプリと連動して体重や筋肉量などを管理できる体組成計で管理しているのですが、最近何げなく数値を見てみると、2024年12月から運動を始めたわけでもなく生活の変化もないのに体重が減り、一方で骨格筋量は上がり、体脂肪と筋肉量は下がっていました。少なくとも56日、67日と空いたこの時期に体調の変化が少しでもあったことはアプリで見ることのできる折れ線グラフからも見てとれました。
人によって感じ方や差があると思うのですが、この変化が合ったころに生理も不順になり、皮膚の乾燥、手足の冷え、便秘が始まりました。また、仕事を辞めて肩凝りになる原因がなかったのに、バリバリ仕事をしていたころと同じくらいの肩凝りも始まりました。何より1日の後半が体力的にしんどくて、家事をすることをつらく感じていました。
婦人科に行って血液検査をしてみると、LH(黄体形成ホルモン:下垂体前葉から分泌され、卵巣に関与して卵胞の発育やエストロゲンの分泌を促す)とFSH(卵胞刺激ホルモン:下垂体前葉から分泌され、卵巣を刺激して卵子の成熟を促す)が閉経期の数値でした。
医師と相談して、生理を無理に起こすようなことはしないで自然の流れに任せることにしました。今感じている冷えなどの不調は漢方薬で対処していくことになり、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)が処方されました。また、自律神経の調整などに期待できるというプラセンタ注射も接種することにしました。
ホルモン補充療法(エストロゲンを補い、更年期障害を改善する治療法)もあるとのことで、骨密度が下がったときに骨密度を上げる効果やホットフラッシュが原因で人前でダラダラ汗が出て困るときに汗を抑制する効果があるそうです。しかし私の場合はホットフラッシュと言っても汗がダラダラ流れるほどの症状はなく、家族がちょうど良いと言っている室温なのに私だけが暑いといった程度。また、人間ドックのときに骨密度を計測していましたが異常はなかったので、今回はホルモン補充療法まではしなくて良いだろうという判断になりました。
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