
10代後半でメイクを始めたころから、メイクはしっかり落としてその後のスキンケアも欠かさず、大きな肌トラブルなく40代に突入しました。ですが、最近化粧水の浸透が悪いことに悩むように。年齢によるものなのか、果たしてスキンケア商品が合っていないのか。化粧水の浸透が悪いのには、ある理由がありました。
化粧水が浸透しない!感じる肌の変化

メイクを始めたころから「メイクしたまま寝ない」「洗顔は泡立ててしっかりすすぐ」を徹底してきた私。基本的なスキンケアですが20年以上続けてきました。そのかいあって「今日は、肌のハリがあるな」「ちょっとくすんでいるかな」と肌の変化はささいなことも気付きます。化粧水はたっぷりと肌がモチモチするまで浸透させるのが私流のスキンケア。肌が「おなかいっぱい」って言ってくれるような気がして十分に保湿するのが好きなんです。
少しずつ肌は劣化するというのは受け入れなくてはいけないと思うのですが、この1、2年くらい洗顔後、肌は乾燥しているのに、化粧水が肌に浸透せずいつまでも肌が濡れている感じが気になっていました。時間とともに肌はどんどん乾燥するのに、化粧水が入っていかないのはなんで? と思いながら押し込むように浸透させたり、化粧水のパックを使ってみたりしましたがなかなか改善されません。
もう少し化粧水を年齢肌に合わせてランクを変えなくちゃダメなのかなと感じていたときに、美容に詳しい知人から「肌に角質がたまっているから化粧水が入っていかないんじゃない?」とアドバイスをもらいました。たしかに、メイクはしっかり落とすように心がけているけど、不要な角質を落とすということは意識したことがありませんでした。その知人にエステサロンを紹介してもらい、角質ケアを試してみることにしました。
消しゴムカスのように角質が取れた!

施術をしてくれた方によると、肌は新陳代謝を繰り返し約28日で新しい肌に生まれ変わるそうです。しかし、年齢とともに新陳代謝が悪くなり肌の水分や、油分のバランスが悪くなりターンオーバーが滞り、本来なら剥がれ落ちる角質がたまってしまうことがあるとのこと。この角質が、壁になってしまい化粧水が入っていかなかったのかもしれないということでした。
角質は専用のクリームを使って、マッサージをしながら取ってもらいました。目を保護していたのでどんな状態だったのかは見えませんが、顔全体に鉛筆で書いたところを消しゴムを使ってやさしく削られている感じです。ポロポロと消しゴムのかすのようなものが出てきているのがわかりました。鼻の周り、顎からたくさん角質が取れたそうです。まさにその個所は私が化粧水が浸透しにくいと感じていたところなのでびっくりしました。
たっぷり角質を取ってもらったあとは、保湿とパック。パックを10分ほど浸透させている間、ぐっすり眠ってしまうほど気持ちがよかったです。施術が終わり、鏡を見る前に肌を触ってみてびっくり!「ふわふわ」「モチモチ」でした。鏡を見ると、肌がワントーン明るくなり、汚れていた壁が剥がれたという印象です。一生懸命スキンケアしていたけど、角質の上からお手入れしていたのであれば、化粧水も入っていかないのも納得です。
次に、角質除去後の肌についてお伝えします。