
私はこれまで、体が冷えるとか温めることについてまったく意識していませんでした。しかし、最近学び始めた薬膳で中医学に触れたことで「冷えは万病のもと」という言葉の意味を知ったのです。また冷えは、加齢によっても進むことも学びました。
40代になり自分の体の疲れや凝りを敏感に感じるようになった今、その予防策として「温活」を始めました。これは私が日々の生活の中で、なぜ「冷え」を意識するようになったのか、そして「温活」を始めようと思ったきっかけについてのお話です。
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平熱は35度台、不調を感じたことはなかったけれど

今でこそ平熱が36度以上ある私ですが、1年前は平均35度台でした。平熱が低いと36度後半でも体がダルくなって微熱状態に感じていたことを除けば、特に不調と感じたことはありませんでした。
ただ体温が低かったせいか常に手足が冷たく、布団に入っても足先が冷えて、なかなか寝付けないことがよくありました。そして冬になると、よく指先にしもやけを作っていたのです。
「冷え」について学び、すべてはそれが原因だったのではないかと考えるようになりました。「冷え」は肩凝りや疲れの原因にもなるそうです。40代という自身の体を見返したとき、やっぱり予防しなければと思い、意識して体を温める「温活」を半年前から始めることにしました。
ゆったりとした時間で湯船につかる

体が冷えないよう気を配ることもそうなのですが、まず見直したのはお風呂です。毎日湯船に入って温まっている……そう思っていたのですが、体の芯から温めるには入り方が問題でした。お風呂から出た直後は温かいものの、すぐに冷えてしまうのです。
湯船には入っていましたが、ゆっくり時間を取るのが苦手で、熱めのお湯にサッとつかることが多いからかもしれません。忙しかったこともあり、知らず知らずのうちに短時間で済ませるようになっていったのだと思います。
そこでとにかく長めに湯船につかることを意識しようと、まずは今までの湯船温度より1度〜2度ほど下げてみました。ゆっくり入ることで芯まで温まろうと考えたのです。「湯舟でゆっくり時間を過ごす」のがうまくできなかったので、スマホを持って入りYouTubeを見ながら湯船につかります。好きな動画を見ながらの時間はあっという間に過ぎてとても有効でした。