イライラ、のぼせ、冷え…更年期症状に効く「三大婦人漢方薬」とは?選び方のコツは?【医師解説】
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40代も後半になり、体がだるい、肩が凝る、生理周期も乱れがち……。そんな更年期の不調に大豆製品に含まれるイソフラボンが良いと知り、納豆や豆腐などを食べるようにしていたのですが、そのイソフラボンの効果が得られるのが日本人の約半数という情報が。自分に効果があるのかがわかる『ソイチェック』というものがあると知り、早速試してみました。
更年期は女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減ることでさまざまな不調が現れやすくなるのですが、エストロゲンのような作用をすると言われているのがイソフラボン。イソフラボンが腸内細菌によって変化したあとにできる代謝産物であるエクオールが効果を発揮しているそうです。
ただ、誰でも大豆製品を食べればエクオールが作られるかと言うとそうではないそう。ヘルスケアシステムズによると、日本人ではエクオールを作れる人は50%程度とされているそうです。また、『ソイチェック』を用いた研究でもエクオールを作れていた人は全体の43%(10代から80代の健康な男女1849人中810人)だそうです(下記の図参照)。
エクオールが作られているかどうかがわかるエクオール検査『ソイチェック』というものがあると知り、編集部員2人で試してみることにしました。『ソイチェック』はAmazonなどのネット通販や調剤薬局で購入できます(4,180円税込み)。
ソイチェックの方法は簡単! オンラインのマイページにログインして検査依頼書を入力し、検査キットに入っている採尿容器に朝一番の尿を採って郵送するだけでOK。約1週間で検査結果がわかります。
まずは二階堂編集長の結果から。見事、エクオールが作られていました! 尿中のエクオールは30.9µM(※1)で全国平均のなかのエクオール値はレベル4(※2)。「あなたの腸内では、エクオール産生菌が十分に活動しています。レベル4以上のエクオール値が理想的だと、私たちは考えています。すばらしいですね! ぜひ今の生活を続けていきましょう。エクオール産生菌は、腸内の環境によってその数も活動の度合いも変わってきます。睡眠時間や運動量なども影響を与えますので、引き続き高い値を出せるように意識して過ごしていくことが大事です」とのコメントがありました。「すばらしいですね!」っすごい!
ただ、大豆イソフラボンもエクオールも数日内に体から出て行ってしまい、摂りだめはできないので、毎日こつこつ食べる必要があるそうです。
続いて私の結果はと言うと……。残念! 作られていませんでした……。尿中のエクオールは0.8µM(※1)で全国平均のなかのエクオール値はレベル2(※2)。「あなたの腸内では、エクオール産生菌がとても少ないか、あまり活動していないようです」とありました。ガーン!
検査結果のコメントは「エクオールの数値としては低いですが、腸内にエクオール産生菌はいるようです。エクオール産生菌は腸内細菌ですので、腸内の環境によってその数も活動の度合いも変わってきます。睡眠時間や運動量なども影響を与えますので、食や運動面から腸内の環境を整えるよう心がけ、エクオール産生菌の活性化を目指しましょう」とのこと。
大豆製品については、「お気に入りの大豆食品や調理方法を見つけて、食べる回数を増やしてみましょう」とアドバイスがありました。
普段から納豆、豆腐、豆乳、油揚げなど食べるようにはしていたけれど、もっと意識して食べる必要があることがわかりました。ただ、エクオールそのものを摂ることができるサプリもあるので、少しでも不調を改善したい私にとってはサプリでの摂取も検討したいと思いました。
取材協力/ヘルスケアシステムズ
※1 μM(マイクロモーラー)とは、分子数から計算した濃度を表す単位です。数値が大きいほど、尿中から高濃度でエクオールが検出されたことになります。
※2 エクオール産生の割合はヘルスケアシステムズのデータ(1849名)に基づくものです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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