
夫のキヨタと2人暮らしのパニ子は、両親のために毎月5万円の仕送りをしていました。しかし、両親はパニ子に感謝するでもなく、役立たずだとパニ子をののしってばかり! 堪忍袋の緒が切れたパニ子は、両親と縁を切る決意をしたのですが……。
スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「バイトを掛け持ちして実家に仕送りしていたのに……両親からは感謝されず、仕送りをやめてみた結果悲惨な事態に」を紹介します。
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夫と2人、幸せだけど
サラリーマンのキヨタと夫婦仲良く暮らしているパニ子。キヨタが勤める会社は経営難になってしまい、決して裕福な生活とは言い難い状況でしたが2人は助け合いながら生活していました。
稼ぎが少ないと申し訳なさそうにするキヨタでしたが、パニ子は「節約レシピを調べて作ったり、スーパーの安売りコーナーをチェックしたりするのって、意外と楽しいんだよ?」と幸せそうな様子。
そんな幸せそうなパニ子には、たった一つだけ大きな悩みがありました。
それは実の両親と15歳年下の妹のこと。妹のハンナが生まれるまでは両親からかわいがられていたパニ子でしたが、ハンナが生まれて以降は両親から興味を持ってもらえなくなったのです。
パニ子がテストで良い点数を取った、絵画コンクールで入賞したと両親に報告しても、2人はパニ子に見向きもせず、ハンナを愛でるばかり。
あからさまに無視をされるようになったパニ子は、寂しさを感じるように……。パニ子は高校卒業と同時に就職し、家を出たのでした。
18年間も仕送りを続けて
パニ子が家を出た数年後、父親がリストラされてしまいました。就職難の時期だったため、再就職先は見つからず……父親は交通整備のアルバイト、母親はパートを始めました。
ハンナがまだ小学生だったこともあり、パニ子は実家に毎月5万円の仕送りをすることに。ハンナが生まれてから冷たくされていたものの、自分を育ててくれたことに恩を感じていました。
そんなある日、親戚の結婚式がありパニ子は久々に両親とハンナに会いました。そこで3人から言われた言葉はまさかの「人にご祝儀を渡す余裕があるなら、もっと親に渡しなさいよね?」とお金をせびるような言葉でした。
パニ子にとって月5万円を捻出することはとても大変なことです。それなのに「もう四十路なのに仕送り5万円とか、あり得ないだろ!」「長女のくせに大した親孝行もしないで、どういうつもりなんだか!」と両親からはお金をもらうことが当然かのようなことを言われてしまいました。
仕送りを始めてから18年。両親の態度に耐えかねたパニ子は、仕送り額に文句を言うならば仕送りをやめると宣言しました。