「なぜ閉経後に乳がんリスクが高まる?」医師が教える意外なホルモンの働きとは【医師解説】
乳がんのがん細胞は女性ホルモンであるエストロゲンの影響によって増殖するといわれています。閉経するとエストロゲンは減少するはずですが、乳がんの好発年齢はな …
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今年1月に発売以来、話題を呼んでいる書籍『背中をゆるめると健康になる』の著者であり、ウォーキングインストラクターの犬飼奈穂さん。実は中学生のころから腰痛に悩まされ、他にも股関節の臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)やモートン病など治らない病気を患った経験も。背中をゆるめることで犬飼さんの心身に現れた変化についてうかがいました。
教えてくれたのは…
犬飼奈穂さん/ウォーキングインストラクター
「しんどい」を「楽しい」に変える歩き方コーチ。あらゆる動作の基本となる日常の姿勢と歩き方の大切さを痛感し、自身の経験に理学療法士から学び得た知識を加えて歩き方の独自メソッドを確立。「正しい歩き方」ではなく、「心地よい歩き方」を探求し、余計な力を入れず、良いバランスで立ち、背中で歩くことを指導している。これまでに述べ6,000人以上に指導し、肩凝り・腰痛、猫背、坐骨神経痛など、体が抱える数々の悩みを改善してきた。
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――スタイルがよく、颯爽と歩く姿が印象的な犬飼さんですが、体の悩みを抱えていたことはあるのでしょうか?
犬飼さん もちろんあります。実は、中学生のころから腰痛に悩まされていたんです。当時はバレーボール部に入部して毎日、練習を頑張っていました。でも時々、腰がひどく痛むことがあったんです。高校でもバレーボールを続けたのですが、腰痛に加えて肩周りの突っ張り感が気になるようになりました。そのせいで、ボールを打つときに腕が上がりにくくなってしまったんです。
――何か対処はされていたのでしょうか?
犬飼さん 腰痛はしばらくすると治るので、時々、顧問の先生にマッサージをしてもらう以外には特に何もしませんでした。ボールを打つときに腕が上がりにくいのは筋肉が少ないせいだと思い、ダンベルを使った筋トレをしていた記憶があります。振り返ってみると、間違ったことをしていたなぁと思います。
――整形外科は受診しなかったのでしょうか?
犬飼さん 整形外科を受診したのは30代前半のころです。ひどい腰痛を繰り返していたので、一度、ちゃんと診てもらおうと思ったんです。エックス線検査(レントゲン検査)を受けたところ、股関節のかぶりが浅い臼蓋形成不全と診断されました。私の腰痛の原因は腰ではなく股関節だったんです。
また、その後には足の神経が圧迫されて痛みが起きるモートン病も患いました。
医師からは臼蓋形成不全は進行する病気で、将来的に人工股関節に置き換える手術を受けることになるかもしれないと説明を受け、モートン病も「一生治りません」と言われました。
――犬飼さんはどのようにして、腰痛やモートン病の症状を克服したのでしょうか?
犬飼さん 私は愛媛県在住なのですが、知り合いから大阪のウォーキングの先生の話を聞き、興味を持ったんです。初めてレッスンに参加したのは2013年7月で、“余計な力を入れずに、ラクに立ち、ラクに歩く”という姿勢と歩行の指導を受けたところ、体が軽くなりました。
――それまでも、体が軽くなるという感覚を覚えたことはあったのでしょうか?
犬飼さん いえ、ウォーキングのレッスンが最初でした。それ以来、教わった姿勢と歩行を意識して生活を送っていたところ、悪化する一方だった腰痛が1カ月ほどでラクになりましたし、モートン病の痛みも改善しました。
臼蓋形成不全に関しては定期的に検査を受けていますが、特に進行は見られず、医師からは「やりたいことはなんでもやって大丈夫です」とお墨付きをもらっています。実際、この10年間でフルマラソンを3回走っています。
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