「子宮がんの可能性も!?」下腹部の痛みや不正出血で婦人科を受診。医師が告げた診断は【体験談】
目次 1. 検査結果を聞くだけで倒れそうに 2. ホッとしたのもつかの間 3. つらい日々から今は感謝の日々に 4. まとめ つらい日々から今は感謝の日 …
ウーマンカレンダー woman calendar
温活を必死に頑張った私ですが、数カ月経過しても努力は実らず生理は再開しませんでした。1周期あたりの総出血量が20ml以下といわれる「過少月経」はあったものの、しっかりした量ではありません。「こんなに頑張っているのに、一体何がいけないの?」と私は徐々に憂うつになっていきました。
その後、別の雑誌で「女性の体にはストレスが良くない」という記事を読んだ私は、自分の生理が止まった理由はストレスのせいではないかと思うようになりました。思い当たる節は山のようにありましたが、その中でも大きなストレスと思われたのは「家の老朽化」でした。私は実家で両親と夫の4人暮らしですが、家の老朽化で引っ越しを迫られていて、引っ越しのためのお金のやりくりに苦しんでいたからです。
ストレスの原因は見当がついたものの、この問題はそう簡単に解決しそうもありません。私の日々のため息はますます深くなり、夫や母に心配をかけるようになっていきました。2人とも元気づけてくれましたが、それでも憂うつでやるせない気持ちが収まることはありませんでした。
私は「もう閉経したんだ」と諦めの境地に達しかけていましたが、ある日意外な理由で生理が再開するきっかけになったかもしれない出来事が起こります。それは、とある歯科医院でのこと。ここ数カ月の間、インプラント手術に実績があり設備も整った歯科医院を探していた私は、有名なある歯科医院を訪問しました。
院長であるインプラント歯科医師は「大丈夫です。インプラントをしましょう」と言ってくださって、主人と私は笑顔で歯科医院を後にしました。生理が再開したその晩です。それも少しだけ戻ったのではなく以前と同じ量がしっかり戻ったのです!
実は私は昔から歯が悪く、30代で2本の歯を失い、48歳の9月にさらに2本の歯を失っていました。その後、ネットで評判の良いインプラント専門の歯科医院に行きましたが、「あなたの歯ではインプラントはできない」とこっぴどく断られて深く落ち込んだ経験がありました。
思えば、生理が止まったのはその翌月でした! まさか生理が止まったかもしれない原因が、インプラントをこっぴどく断られたからだとは思いませんでした! そして、インプラントができることが決まった日に生理が再開するとは驚きました。たまたまそのタイミングだったのかもしれませんが、私はこのストレスが関係していたのではないかと実感しています。
50歳前で生理が急に止まり、みっともないほど焦った私でしたが、インプラント問題が解決した日に生理が再開しました。コツコツ頑張った温活のおかげもあるのかもしれませんが、個人的に生理が止まった原因はストレスだったと解釈しました。あれから生理は毎月規則正しく来ていて、なんの問題もなく過ごしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
【駒形先生からのアドバイス】
日本人女性の閉経の平均年齢は50.5歳ですが、個人差が大きく40代で閉経する人もいれば、50代後半で閉経する人もいるので48歳でも閉経する可能性はあります。48歳で閉経すること事態に特に問題はありません。定義上43歳以上であれば生理不順になっても閉経しても日常生活に支障が出る症状がなければ治療の必要もありません。
ただ、閉経は生理が1年来ない状態になったことを指すので最後の生理から1年以上たってから判断します。閉経年齢はコントロールすることはできませんが、それまで順調に生理が来ていたのに突然止まるというケースはあまりなく、不安定な時期を経て閉経に向かっていくことが多いです。もし、生理が急に止まって不安を感じるようであれば、一度婦人科を受診すると安心ですね。
イラスト/サトウユカ
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
40代、50代に増える薄毛や抜け毛の悩み。鏡に映ったつむじを見て「もしかしてハゲてきている?」と心配になることも。人には相談しにくい更年期世代女性の抜け毛と薄毛について、産婦人科医...
続きを読む更年期になると、いろいろな病気が心配になりますが、特にがんは気になる病気ではないでしょうか。中でも女性なら、婦人科系がんは気になる病気の1つ。今回は、婦人科系がんの中でも死亡率が高...
続きを読む閉経後に出血があると、「もしかして閉経じゃなかった?」と思ってしまうかもしれません。けれど、不正出血はさまざまな病気の初期症状であることも。そこで、閉経後に不正出血があるとき考えら...
続きを読む更年期に入り、仕事や家庭の忙しさに加え、ホルモンバランスの変化で体調の波に悩まされることが増えました。疲れやすく、イライラも増加。リラックス法として「呼吸法」が良いと聞きましたが、...
続きを読む生理のたびに起こる生理痛。もともとそんなにひどいわけではありませんでしたが、40代になって悪化してしまいました。寝込むほどつらくなった生理痛が、病院の処置で驚くほど軽くなった体験談...
続きを読む目次 1. 検査結果を聞くだけで倒れそうに 2. ホッとしたのもつかの間 3. つらい日々から今は感謝の日々に 4. まとめ つらい日々から今は感謝の日 …
目次 1. 睡眠だけで女性ホルモンの減少を抑えられない 2. 良質な睡眠は自律神経を整えてくれる 3. 良質な睡眠のためにできること3つ 4. まとめ …
目次 1. 呼吸法を習慣化できない理由 2. チートタイムの前にルールを設定 3. リラックスと習慣のバランス 4. まとめ リラックスと習慣のバランス …
目次 1. 閉経後にリスクが高まる子宮体がん 2. 子宮体がんのリスクになるその他の要因 3. がん検診のときは必ずエコー検査を! 4. まとめ がん検 …
目次 1. ハッキリした自覚症状がない 2. 子宮内膜症が原因になることも 3. 年に1回は必ずエコー検査を! 4. まとめ 年に1回は必ずエコー検査を …
目次 1. 額に汗が浮かぶほどの暑さで起きる日々 2. 寝汗で目覚めるのはなぜ? 3. 寝汗を軽減するために3つを改善 4. まとめ 寝汗を軽減するため …
目次 1. 閉経が遅くなる!?ウワサ3つ 1.1. 【ウワサ1】子宮筋腫があると遅くなる? 1.2. 【ウワサ2】太っていると遅くなる? 1.3. 【ウ …
目次 1. 40代で生理痛が悪化! 2. 病院に相談すると、思いがけない提案が 3. 生理痛が劇的に改善 4. まとめ 生理痛が劇的に改善 装着はとても …